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三菱東京UFJに文春砲か?不適切融資と過剰接待で破産に追い込まれた社長

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週刊文春の勢いが止まらない。三菱の御三家、三菱東京UFJに文春砲が撃ち放たれたようだ。その内容とは、三菱東京UFJがラムス社という船舶会社に対し、不適切融資や過剰接待の要求を行い、その親会社であるユナイテッド・オーシャングループ(UOG)を破産に追い込んだというものだ。

一般的に銀行員は規則が厳しく、取引先との接待なども制限されていると聞く。そうした常識からするとにわかに信じがたいような話だ。週刊文春では、ラムス社のシャルマ社長の告発という形で、三菱東京UFJ銀行の行員たちの、あまりに非常識で横暴な態度が見て取れる。

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三菱東京UFJへの文春砲の内容は?

三菱東京UFJに関する文春砲の内容は以下のようなものだ。

三菱東京UFJはUOGという会社に対し極めて強引な手法で融資を行っていた。他の銀行が通常では融資を断るような、まだ契約が煮詰まっていない段階の造船について、資金使途をうやむやにしたまま先駆けて融資をしたり、ひどい場合には傭船契約を捏造させたというのだ。ちなみに、傭船契約というのは船を貸す契約のことだ。UOGは船を作って、それを人に貸して儲ける会社だが、貸す見込みのある船の建造資金しか普通は融資をしない。逆に言えば、傭船契約の契約書があれば、銀行は融資ができることになる。

その過程で、UOG社が、船を借りてくれる日本郵船を接待する際に、三菱東京UFJの社員が勝手についてきたり、行員だけで勝手に銀座の高級クラブで飲み食いしてUOG社にツケを回したり、海外出張先のシンガポールでもUOGの金で遊びまわったりと、悪行三昧を繰り返していたという。

最終的に、UOG社は三菱東京UFJから、問題の傭船契約の契約書が偽造されたものであることを突きつけられ、融資の返済を迫られた。そして返すことができずに会社更生法が適用されたというのだ。

週刊文春の内容を整理すると、三菱東京UFJ側が業績のためか無理矢理にUOG社に貸す過程で、契約書の偽造等をさせ、社長がいいなりになるのをいいことに過剰融資でジャブついた金があるのを知って、UOGの金で豪遊。しかし、担当者たちが変わったタイミングで過去の不適切融資がおこなわれたことを知る。関与したものは、出向や左遷で追い出した。あとは、当事者であるUOG社とシャルマ社長を葬りさらねばならない。

通常であれば、いきなりの会社更生法適用は珍しい。業績が悪くなれば、返済の猶予を行い、少しずつでも返してもらうよう働きかけるのが現在の銀行の通常の行動だ。有無を言わさず破産に追い込み、これまでの不適切融資についても闇に葬り去ろうとしたのだろう。

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不適切融資と過剰接待は本当にあったのか?

しかしながら、週刊文春の記事には疑問点もある。基本的に、シャルマ社長の視点でしか物事が語られていない。シャルマ社長に対して性悪説で見れば、自分が本当に契約書を偽造し、不適切融資や過剰接待などについても、全くなかったとは言えない程度のものを大げさに言って、最後に貸し剥がされた三菱への恨みを晴らそうとしている、という見方もできる。

確かに、今のメガバンクのコンプライアンスの厳しさを考慮すれば、これほどの悪事を働く方が難しいという気もする。

おそらくは、シャルマ社長が主張する真っ黒と、三菱が主張する白の中間程度の不適切性があったのだろう。長引く不況で、銀行側は資金需要があって返済が見込める会社に融資をするために必死だ。UOG社が日本郵船と懇意にしていたことで、審査の目が緩み、なんとかしてこの会社に金を貸そうと苦心していたのだろう。

その過程で、UOG側も味をしめ、少しずつ嘘を重ねて多額の融資を銀行から引き出した。本来必要ではない金がUOG社に溜まっていく。金が口座にあると、人はおかしくなる。シャルマ社長自身も、遊び方が派手になっていく過程で、銀行員たちも一緒になって調子に乗ってしまったのだろう。

三菱東京UFJ側の反応次第ではあるが、真相はわからぬままだ。しかし、文春砲の実績を見れば、三菱の対応如何でさらなる追撃があるかもしれない。もしあれば、ぜひ見てみたいものだ。

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コメント

    • ケロよん
    • 2016年 7月 07日

    船舶担保に融資なんて幾らでも積み上げられる。新造船舶の評価額なんて幾らでも創作可能。用船契約も同じこと。これが日銀の政策の副作。

    • 居眠提督
    • 2016年 8月 04日

    この契約は黒田氏が総裁につくまえに決まっていたもの。
    毎月の傭船料の管理は銀行がする物なので傭船料が少なかったらすぐわかる。
    それなのにしばらくほっておいて破産に追い込むとはババ色の根性してやがる。

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