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戸倉高広の動機や逮捕の決め手は?加賀谷理沙事件はなぜ解決が長期化したのか?

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加賀谷理沙さんの事件で、ついに犯人が逮捕された。犯人は戸倉高広。以前からあやしいと噂されていた加賀谷理沙さんと同じマンションの住人だった。事件現場の周辺では昨年の事件以降も、女性独居宅に空き巣やいたずらが入る事件が複数確認されており、警察では余罪の追及を行っているようだ。

逮捕の決め手となったのは、DNA鑑定だ。被害者から、男性の体液が検出されており、当時近所に住んでいた男のDNAと一致したという。DNA鑑定といえば、個人を特定する最も一般的な方法だと考えられている。

当時近所に住んでおり、DNA鑑定も実施済み。当然警察との接触もあった人物のはずだ。なぜすぐに逮捕できなかったのだろうか?

 

DNA鑑定の期間は10日程度

DNA鑑定を行ない、結果が出るまでの期間は10日程度だ。にもかかわらず、すぐに犯人を逮捕することができなかったのは不可解だ。犯人は福島で逮捕されており、逃亡を許したことになる。

実は、DNA鑑定はそれ自体に証拠しての効力はないのだ。論理学的にいえば、たとえ被害女性に犯人と思われる男の体液が付いていたとしても、それがすなわち事件の犯人ということにはつながらない。偶然被害者が事件に遭う前に、その男性と関係をもっただけかもしれない。その可能性を否定できないのだ。

さらにいえば、DNA鑑定も100%ではない。アメリカでDNA鑑定をもとに逮捕した犯人が冤罪であった事例がある。こうした背景もあり、事件当初にDNA鑑定結果が分かっていたにもかかわらず、警察は逮捕に踏み切れなかったのだ。

逮捕された福島県の実家に、加賀谷理沙さんの部屋から持ち去られたバッグやリモコンが見つかったため、決定的な証拠として逮捕に至ったのだろう。

 

戸倉高広の動機は?

戸倉高広は、動機について「全く知りません」と容疑を否認しているという。予想できる動機としては「衝動的なもの」だ。実は事件現場の周辺で昨年から女性宅に空き巣が入りリモコンが盗まれる事件が多発していた。

犯人はリモコンを盗む変わった嗜好があったと考えられる。また空き巣に入られた女性の一人は、部屋に暴行を示唆するいたずら書きまで残されていたようだ。犯人にとって相手はだれでも良かったのかもしれない。極めて許しがたい。

しかし、DNA鑑定は任意で行われるものだ。犯人がなぜDNA鑑定に応じたのか、極めて不可解だ。もしかすると、犯人自身としても事件については手打ちとしたかったのかもしれない。いずれにせよ犯人が逮捕されたことはよかった。

 

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