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ヒアリの天敵は?対策と特徴のまとめ

6月初旬に兵庫県尼崎市で発見されて以来、日本各地の港で次々に発見されている、『ヒアリ』

強い毒を持ち、刺されると最悪の場合死に至ると言われる恐ろしいアリである。アメリカでは年間1400万人もの人がヒアリに刺され、毎年100人ほどが死亡しているという。

体長2.5mmという小さな敵から身を守るため、私たちはどんな対策をとっていけばいいのだろうか。

日本の港で続々と発見

日本で初めてヒアリ確認されたのは6月9日。5月20日に中国・広州市から神戸港に運ばれたコンテナから発見された。

そのコンテナは神戸市内に運ばれたが、その保管先のコンテナヤードでも100匹ほどのヒアリが発見されている。

その後、6月末から7月初旬にかけ、愛知県弥富市にある名古屋港鍋田ふ頭のコンテナ置き場、大坂南港でも発見。大阪では女王アリと思われる個体が初めて見つかっている。

さらに、東京都品川区の大井ふ頭でも、コンテナの床面から100匹以上のヒアリが発見された。

それぞれの発見場所では、それぞれ緊急防除の処置がとられているが、コンテナはいつまでも港にとどまっているわけではないため、未発見のヒアリが各地に拡散している可能性が懸念された。

その懸念は現実のものとなり、愛知県春日井市の工場倉庫内で、荷物に付着していたアリがヒアリであることが10日発表された。

港から30km離れた内陸地での発見で、ヒアリの恐怖は一気に身近なものになった。今のところ、搬送中に外部に抜け出た可能性は低いとされているが、倉庫の周囲の住人には注意が呼びかけられている。

ヒアリとは?特徴と危険性

ヒアリは、南米原産のアリで、体長は2.5mmほど(働きアリ)。体色は赤茶色、お腹と胴体の間に2つのこぶがある。

日当たりのよい場所を好んで巣を作る。巣は、砂の山のような形をしており、その中には数万から数十万匹ものアリが生活しているという。

女王アリは1時間に80個、一生の間に200~300万個もの卵を産む。女王アリは羽を持っており、空を飛ぶこともできるため、風に乗って遠くまで移動することもできる。

働きアリは、女王や仲間を守るために敵を攻撃する。巣の直径200m範囲では、人間が近づいただけでも攻撃をしかけてくるという。一度の攻撃で何度も刺してくるのが特徴である。

刺されると激痛が走り、刺された箇所には複数の赤い腫れができる。通常は1週間ほどで治るが、一度刺された経験がある人が再び刺されると、過剰反応を起こし、アナフィラキシーショックを起こすことがある。最悪の場合は死に至ることもあるというから恐ろしいものである。

刺された時には、患部を消毒し、痒みを抑える薬や細菌感染を防ぐ薬を使用する。市販の虫刺され薬でもことは足りるようだ。

しかし、過剰反応が起きた場合は、直ちに医療機関を受診することが必要である。

ヒアリに天敵はいるのか?

ヒアリは、原産地の南米からアメリカ、オーストラリア、台湾、中国などのアジア諸国へ侵入、定着しており、各国ともその対処には巨額の費用と労力をかけている。しかし、完全に撲滅することはできなかった。

それなら定着される前に何とかしたいところだが、生息地であるアメリカや中国との間では活発に貿易が行われており、その荷物と一緒にヒアリも輸入してしまう危険を避けるのは難しい。

万が一、日本に定着されてしまったら、私たちはなすすべもなく常に足元に怯えながら生活していくしかないのだろうか。

実はそうでもない。ヒアリにも天敵が存在し、アメリカではその研究が進められている。その天敵とは「ノミバエ」。

ノミバエは、ヒアリの出すフェロモンを検知して巣を見つけ出し、ヒアリの体に数百個の卵を産み付ける。孵化した幼虫はヒアリの体液を吸って成長し、最後には頭部に移動して脳を食べる。そして、ヒアリの体の中で成虫になるのである。

他にも頼りになりそうなのが、既に日本に生息しているアリたちである。日本には250を超える種のアリが生息しているといわれており、中には攻撃性の強いアリも存在する。

アリは縄張り意識が強いため、外からやって来たよそ者が定着するのを許さず、攻撃して追い出してしまうという。中には、卵や幼虫を奪って自分たちの巣へと持ち帰り、奴隷として働かせるという強者もいるようだ。

もちろん地道に調査して駆除をしていくことが大切だが、人間の手の及ばない範囲では、心強い味方である日本のアリたちが密かに私たちを助けてくれるかもしれない。

もしヒアリを見つけたらどうすればいいのか。

もっとも、ヒアリにはよく似た在来種がいるそうで、素人にはヒアリを特定するのは難しいようだ。しかし、もし赤茶色の似たようなアリを見つけたら、絶対に触らず、地域の環境事務所などに通報しなければならない。

夏場や台風シーズンは、ヒアリが広まりやすいという。特に夏場は多量の毒を蓄えているようだ。

当分の間は、アリが巣を作りそうな場所には足を踏み入れないこと。そして、ヒアリに関する報道に注意を払うことが必要である。

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