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大坂正明逮捕はなぜ?指名手配となった理由や経歴まとめ

殺人容疑で全国に指名手配されながら、46年もの間逃亡を続けていた男だとみられる人物が逮捕された。

兵庫県内のホテルに偽名で宿泊したとする事件の関係先として捜索された、広島市内にある過激派「中核派」の拠点に居合わせ、公務執行妨害で逮捕された男が、人相や年齢、体の特徴などから逃亡犯なのではないかと思われている。

男の名前は大坂正明。彼はなぜ逃亡生活を送っていたのだろうか。

大坂正明はなぜ逮捕されたのか

5月18日、大阪府警は広島市内のマンションを捜索し、兵庫県内のホテルに偽名を使って宿泊したとして、有印私文書偽造・同行使容疑で一人の男を逮捕した。その際、その場に居合わせたもう一人の男が、警察官に体当たりをするなどしたため、公務執行妨害で逮捕された。

この部屋で生活していたとみられるこの男は、60~70歳くらいで、大坂正明と年齢や容姿が似ているという。

現在この男は黙秘を続けているが、警察はDNA鑑定をするなどして身元の特定を進める方針である。

今回、この男が逮捕された容疑は公務執行妨害だが、もし大坂だと特定されれば、その容疑に、殺人・放火・傷害・凶器準備集合罪が加わることになる。

そしてその容疑は、46年前の1971年にまで遡るのである。

渋谷暴動事件

1971年11月14日、渋谷・四谷などで行われた「沖縄返還協定批准阻止闘争」で、中核派の学生ら約400人が、渋谷で警戒中の機動隊、渋谷駅前派出所を火炎瓶などで襲撃した。これが渋谷暴動事件である。

この時、数人の学生が、新潟県警から応援派遣されていた中村恒雄巡査(当時21歳)を鉄パイプで殴るなどして失神させ、火炎瓶を投げつけた。

中村巡査は全身焼けどを負い、翌日死亡。他にも3名の重傷者が出た。この時、巡査に火炎瓶を投げたのが、大坂正明である。

警察は、大坂と他6名の学生を犯人と特定。1975年までに、大坂以外の6名を逮捕した。大坂だけが逮捕を逃れたため、殺人・放火などの罪で指名手配された。

殺人罪の公訴時効は15年。1971年に起きた事件であれば、1986年には時効を迎えているはずだが、現在も時効は成立していない。それは、共犯の奥深山幸男の公判が、奥深山の精神疾患を理由に1981年に公判停止となったことが原因である。これにより公訴時効も停止したほか、その後2010年に殺人罪の公訴時効が撤廃されたことで、大坂は時効に助けられず、追われ続けることになったのである。

大坂正明の経歴

この事件は2016年に「捜査特別報奨金対象事件」となり、大坂の逮捕につながる情報に300万円の懸賞金がかけられた。

「300万円」「大坂正明」という大きな文字が描かれたポスターを見たことがある人は多いだろう。その中央には大坂の顔写真が掲載されている。これは事件当時の写真だろう。現在67歳であることから、事件当時は21歳。この写真以外に大坂の経歴など詳しい情報は公開されていない。

事件の2年後以降の足取りは途絶えていたが、2016年になって、2007年から2008年夏ごろまで、中核派アジトである東京都北区の賃貸マンションに潜伏していた可能性があることが分かった。また群馬県で病気治療を受けていたことも分かっている。

また、2012年に捜索された東京都立川市の中核派アジトで発見された文書の調査の末、大坂の逃亡を支援していたグループのリーダー各の男の逮捕状を、警視庁の公安部が取っていたことも判明している。

事件から40年以上。警察の執念の捜査は、大坂の足元にまで迫ってきていたのだ。

大坂の共犯者たちは逮捕・起訴された。公判停止中だった奥深山は、今年2月に病死。他に、無期懲役の判決を受けた者、懲役13年の刑期を満了し、出所して社会に戻った者もいる。それぞれに自分の犯した罪を背負って46年を生きてきた。

しかし、大坂だけが罪から逃れ、自ら止めた時間の中で息をひそめていた。が、それももう終わりである。再び時間は進み始めたのだ。もう逃れられない。残りの人生の全てをかけて、罪を償ってほしい。

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