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すしざんまい3億円マグロ、広告宣伝費用としては高い?安い?

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豊洲市場に移転して初めて開催されたセリで、すしチェーン店「すしざんまい」を経営する株式会社喜代村の木村社長が破格の取引を見せてくれました。

年初の初セリは縁起相場と言われ、比較的高価な値が付きやすいのですが、木村社長が目を付けたのは青森県大間産のマグロで、その価格約3億円。

1キロ換算で120万円、通常の二貫の握りずしに換算すると22万円と言う超破格値で落札した木村社長は「ちょっとやりすぎたね」と報道陣の取材に対応する余裕ぶり。

3億円のマグロと言う話題性はかなりの物ですが、広告宣伝費用として考えるとこの値段は安いのか高いのか、どちらなのでしょうか。

新聞の一面広告が約1千万円

では、世間一般における広告料はどのくらいかかるのかを見てみましょう。

◇全国紙の1面広告…1社に付き約1千万円なので、主要紙(朝日、毎日、読売、産経)すべてに掲載すると約4千万円。

◇テレビ広告…全国ネット局のゴールデンタイムに30秒のCMを1回入れた場合、1日換算で約500万円、複数回&複数日に放映するとさらに値段は高騰、3億円すべてをつぎ込んだ場合60日分の広告費用に相当。

◇電車広告…山手線内のデジタルサイネージに動画広告60秒を1ヵ月間掲載した場合、車両1編成に付き300万円、山手線で運用されている車両すべてに掲載した場合300万円×49編成=1億4千7百万。

これらのように、全国的に広告を打つとすれば相当の金額が必要で、1億円でも少ないぐらいと言えます。

すしざんまいの広告戦略は大成功

すしざんまいと言えば、木村社長のキャラクターと「すしざんまい!」と叫ぶ時のポーズがお笑い芸人に真似されるなどもともと注目されていました。

そこで今回の3億円落札となれば、どんな世代の人にも「すしざんまい」の名前をとどろかせることができたのですから、正直言って広告料と考えれば安いものでしょう。

もちろん木村社長も敏腕経営者ですから、今回の入札も広告料と割り切っていることは間違いないでしょう。

これからの広告は「SNS拡散型」?

広告と言えば、ZOZOTOWNの前澤社長がぶちあげた「100人に100万円のお年玉」も、今回のマグロ3億円と同じ効果があると言えます。

前澤社長の知名度アップはもちろん、ZOZOTOWNと言うブランド名は今回の件で全国的に世代を超えて知られるようになりましたから、広告料と考えれば1億円は明らかに安いです。

すしざんまい、そしてZOZOTOWN、これらの会社が取った戦略は「SNSで拡散されるネタ」としては十分なインパクトを持っています。

今後、他の企業も同様の手法で話題性を振りまいて、本業のアピールをすることになるでしょう。

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