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9月1日ロシアW杯アジア最終予選が開幕、日本代表は埼玉スタジアムでUAE代表と対戦した。日本代表は先制したものの1-2で敗れた。日本は前半11分に本田圭佑のゴールで先制も同20分に直接FKで追いつかれ、後半9分にPKで2失点し逆転負けを喫した。しかし、この敗戦では日本にとって不可解なジャッジがあり批判の声が挙がっている。また、今回の審判はカタール人の審判であるアブゥルラフマンだった。東南アジアの日本と中東のUAEとの一戦でなぜ中東の審判だったのかという声もあり、“中東の笛”と批判を浴びている。
ゴールラインを割っている!
批判を浴びているのが後半32分の浅野拓摩のシュートシーンだ。浅野はこぼれ球をシュートし押し込みゴールラインを割っているように見えた。しかし、審判はノーゴール判定を下した。残念ながらゴールラインテクノロジーを導入していないため審判のジャッジに委ねられてしまうのだ。その結果、抗議は受け入れられずにノーゴールとなってしまった。また、このシュート以外にもUAEが有利になるような判定が多く“中東の笛”ではないかと批判を浴びている。
ちなみに、今回のカタール人の主審はアブゥルラフマンという名前だ。実はUAEのエースであるオマルもアブゥルラフマンという姓だ。一時はこの二人が親戚関係にあり、そのせいで日本に不利な判定を出していたという噂までまことしやかに流れた。実際は親戚関係ではないが、同じ苗字があり得る時点で、カタールとUAEの関係の深さが分かるはずだ。本来、そのように近い国が出る試合では、審判は関係のない国になるべきなのだ。スポーツはあくまでルールに忠実であるべきだが、現実的にはそのような配慮が必要となる。
“中東の笛”各国の反応
今回のジャッジについては各国も注目が集まっている。UAE紙“ガルフニュース”電子版では疑惑のシーンについて「日本は不当な扱いと感じているに違いない」と不可解な判決だったと認めている。また、米国の“WORLD SOCCER TALK”では「とんでもない主審のヘマだ。それによって日本はアジア最終予選で最悪のスタートを切っている。彼らは2-2で終えられたはずだったが、審判は浅野拓摩のゴールを認めなかった。リプレイを見れば、彼の放ったシュートがラインを割っていたのは明らかだ」と報じた。今回の不可解のジャッジに対しては各国ともに首を傾げているようだ。
“中東の笛”は不愉快だ。しかし、日本が勝てなかったのはそのせいだけではない。日本には決定機はたくさんあったのだ。審判の疑惑の判定には怒りを覚えるがそれ以上に日本がUAEを圧倒して勝っていればここまで問題にならなかっただろう。今までのデータではW杯のアジア最終予選の初戦を負けた国がW杯に出場したことはない。それだけ重要な初戦を疑惑の判定で負けてしまったのだ。しかし、アジア最終予選はまだ終わっていないのだから今回の試合を教訓にして今までのデータを塗り替えて日本代表にはW杯に出場してほしい。