【人気急上昇中の記事】 現在 18 名が閲覧中...![]() あなたのマンション、現在の価値がサクッとカンタンに調べられるツールが、いま話題に。 |
夏が終わり、朝夕の風に涼しさを感じるようになってきた。もう秋が始まっている。ということは、そろそろあのイベントの季節がやってくる。毎年各地で行われているハロウィンイベント。大人から子供までがそれぞれ個性的な仮装を楽しみながら、パレードをしたりコンテストに参加したり、異国のお祭りを楽しんでいる。
今年はどこのイベントに参加しようか迷っている人やハロウィンデビューを計画している人に、東京で開かれるハロウィンイベントをいくつか紹介しよう。
ハロウィンとは?
ハロウィンは、キリスト教の祝日「万聖節」の前夜祭として行われるヨーロッパ発祥の祭りだ。秋の収穫を祝い、先祖の霊を迎えるとともに悪霊を追い払う祭りとして親しまれてきた。先祖の霊を迎えるという意味では日本の「お盆」のようなものだろうか。ということは元々は宗教行事なのだが、最近ではその意味合いが薄れ、仮装して楽しむイベントへと変化している。
仮装をするのにも理由があるのをご存じだろうか。ハロウィンに先祖と一緒にやって来る悪霊は人間にいたずらをしたり悪運をもたらしたりするので、ゴーストやゾンビ、ドラキュラなどに仮装して悪霊を怖がらせ、追い払おうというのが仮装をする狙いなのである。最近では、悪霊を追い払うためより、自分たちが楽しむために仮装をするひとがほとんどだと思うが、ハロウィンの意味くらいは知っておいて参加した方が先祖の霊にも失礼にならないだろう。
東京のハロウィンイベントBEST5
10月最後の週末には、東京各地でさまざまなハロウィンイベントが開催される。
まず、29日(土)には『Roppongi Hills Halloween』が六本木ヒルズアリーナで開催される。六本木という土地柄から、外国人の参加者も多く見られるイベントである。パレード、スタンプラリー、シネマ仮装コンテストなどの他に、妖怪ウォッチパレードやキッズ仮装コンテストが行われ、子供連れにも楽しめる内容になっている。
29日(土)と30日(日)2日間にわたってイベントを行うのはお台場と池袋。
まずお台場では『お台場ハロウィン』と題して、お台場周辺、お台場ハロウィンパークでたくさんのイベントが行われる。野外フェス、有名人やアーティストが参加するパレード、仮装ライブなど、有名人に会いたい人にはお勧めのイベントが目白押しである。今年はももクロやMay J.などの参加も決まっている。
『池袋ハロウィンコスプレフェス2016』は池袋東口付近、主にサンシャイン通りを会場に、コスプレに特化した仮装イベントが行われる。ライブイベントやパレード、コスプレフリーマーケットなどが開かれ、コスプレファンだけでなく見物するだけの人も楽しめる内容になっている。
30日(日)には原宿表参道周辺をパレードする『表参道ハローハロウィン』はいかがだろう。全長1kmにも渡るパレードには、毎年有名人の姿も多く見られ、他にもスポンジボブやシルバニアファミリーなどのキャラクターや、全国のゆるキャラも参加する。また、お菓子に関するイベントやショップもあり、子供にはお菓子がプレゼントされる。
そして忘れてはいけないのが大定番、東京ディズニーリゾートの『ティズニーハロウィン』である。今年は9月9日(金)から既に開催中で、10月31日(月)までお祭りが続けられる。今年はパレード『ハロウィンポップンライブ』が初登場。さまざまなジャンルの音楽に合わせて、ゲストも一緒にダンスを楽しめるパレードになっている。
デイズニーシーではヴィランズ達がハロウィンを盛り上げ、ハロウィン限定のダッフィーグッズなども販売されている。
ただし、1年で一番混雑するのがこのハロウィンの時期であり、29日と30日には日付指定券を持っていないと入園出来ないので注意が必要。また仮装出来る日も決まっているので気をつけよう。
子連れでも参加しやすいイベントも
子供連れのママ達にお勧めなのが、『吉祥寺ハロウィンフェスタ』。平日である25日(火)と26日(水)に行わるため混雑も比較的少なく、ベビーカーでの参加もOK。ベビーカーパレードも行われるので、小さい子供の可愛い仮装姿も見られるイベントである。
下北沢でも『しもきたキッズハロウィン』が29日(土)、下北沢駅の歩行者天国で行われる。キッズ仮装コンテストやパレード、トリックオアトリートといったイベントもあり、こちらも子供連れにぴったりである。
また、ちょっと変わったハロウィンを過ごしたい人には、30日(日)の『お台場ハッピーハロウィンラン』。お台場潮風公園でランニング競技が楽しめる。親子ペアランやリレーなどの競技に仮装して参加でき、仮装賞に選ばれると台湾旅行がプレゼントされる。これは事前にエントリーすることが必要なので注意。
欧米では子供が主役のイベントだが、日本では大人の方が盛り上がっている印象のハロウィン。バレンタインデーやクリスマスのように、ハロウィンに浮かれる人々もまた企業の戦略に乗せられているのではないかという話もある。しかし、思い思いの仮装をしてイベントに集まる人々には、そんなことは気になんかせず思い切り楽しめばいいじゃないか、という心意気さえ感じられる。
ただし、渋谷で毎年繰り広げられる、近隣の店舗に迷惑をかける行為や通行人が危険にさらされるような騒ぎ、ごみを散らかすなどのマナーの悪さはいただけない。どうせ主旨とはかけ離れてしまったのだから、欧米の人たちに対して恥ずかしくないようなイベントに育てていかなければ、世界に向けて恥をさらすことになってしまう。
お祭りとバカ騒ぎの線引きは大切である。