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芸能界には『ご意見番』といわれる人が多くいる。和田アキ子やマツコ・デラックスなど、ひとたび芸能界にスクープが巻き起こればマスコミはこぞって彼らの意見を紙面に取り入れる。辛口ともいえる切り口で批評を飛ばす彼らにお茶の間も興味津々で耳を傾けることもあるが、時にはそのあたかも『上から目線』ともとれる意見に辟易してしまうことも少なくはない。中でも、ご意見番として最近数々のメディアで注目されているフィフィ。多種多様なニュースに対して厳しい批判を飛ばすことから、その斬新な意見を支持する人もいる一方で、もはや『苦言商法』ではないかと眉を顰める人も増えている。
フィフィが嫌いな人が増加!
フィフィは、2005年から芸能活動を開始したエジプト人タレント。カイロで生まれ、2歳から日本に移住し暮らし始めて現在40歳となる。自らを『ファラオの申し子』と主張し、バラエティ番組やツイッター上でのニュースに対する辛口な批評に、ネットユーザーから支持を受けたことで注目され始めた。しかし、中には歯に衣着せぬ物言いすぎて「何様?」と感じる受け手も増え、またスキャンダルの度に独自の意見を主張してネットを騒がせることから、もはや苦言を呈することで世間の注目を集める『苦言商法』ではないかと批判を集めている。
女性を敵に回す発言で炎上か?
そんなフィフィに対しても、これまでは女性からの支持は根強くあった印象である。その理由は、自身も女性として社会における女性の立場を代弁したような発言が多くあったからだろう。日本の女性は文化的に、表立って自分の意見を活発に発することはない。そんな中、フィフィのように批判にも負けず、女性の立場を主張してくれる存在は頼もしかったのではないだろうか。
しかし、ここ最近にきて女性からの目線も厳しくなってきた。女性を守る意見の多かったフィフィが、あたかもその女性を敵に回すような発言をしたからである。そのひとつが、『未婚率の高まり』に対するフィフィの意見。近年日本に未婚の男性が増え、『草食系男子』なる言葉も台頭してきている今、その原因は世間の未婚女性にある、と発言し、ネット上では一時炎上に近い騒ぎが起こった。「結婚できないのは女性のせい」とまたもバッサリと率直な意見を述べ、これを受け女性からの支持は一気に低迷したといえる。
2歳から日本で生活しているといえど、自身のアイデンティティを海外に持ち、問題に対して受け身になりがちな日本人にズバズバと問題提起を起こして切り込んでいくフィフィを、「気持ちがいい」として評価する声も一定数ある。しかし、好感度がものを言う日本の芸能界で、『苦言商法』でどれほど生き残れるのだろうか。