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世にも奇妙な物語「通いの軍隊」あらすじとネタバレ!西島秀俊主演の奇作

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世にも奇妙な物語の表現しようのないセンスの良さは目を見張るものがある。ここでこの作品を映像化してきたか、という思いを抱かざるを得ない原作の選出だ。

2016年春のSPとして、世にも奇妙な物語が放送するのが、筒井康隆原作の「通いの軍隊」だ。「俺に関する噂」という短編集に掲載された作品で、現代社会のブラックな一面を、ユーモアと空想を交えながら描き出した作品だ。

西島秀俊のキャスティングも素晴らしい。シリアスな演技から、ギャグ系の演技まで幅広くこなす西島秀俊だからこそ可能な、「奇妙」な演技が期待できる。

世にも奇妙な物語「通いの軍隊」のあらすじ

世にも奇妙な物語2016年SPで放送される「通いの軍隊」のあらすじは次のようなものだ。

物語は、仮想の世界。ニューイバラキという国が、政府から独立を宣言したことで、ニューイバラキ軍と政府軍が戦争状態に陥った。西島秀俊演じる前島啓一郎は、ライフル製造会社の社員。政府軍に対して、ライフルを納めていた。しかし、そのライフルに欠陥が発覚。前島啓一郎は、その謝罪のため戦地に赴き、政府軍に謝罪し、不良品の修理をするという業務を命じられた。

一歩間違えれば命を落とす危険な任務だが、特別手当が出るため、妻は大喜び。戦地へは、満員電車に乗って向かわなければならない。この世界の軍人には2種類のタイプがいる。所属が軍である正規の軍人と、「通い」の軍人だ。通いの軍人は、9時から5時までの勤務制。皆満員電車で戦地に赴き、定時になれば帰るのだ。

前島は謝罪の成り行きで、通いの軍人として働くことになってしまう。こうして前島の戦争体験が始まるのだった。

世にも奇妙な物語「通いの軍隊」のネタバレ

原作では、前島は最終的に敵の「通いの軍人」に捕まって、爆殺されてしまう。ストーリー自体は、このバッドエンディングに向かって淡々と進んでいくのだが、この作品で読み取るべきは、表面的なストーリーとは別のところにある。

前島は、これまでライフル製造会社に勤めながら、戦争には無関心だった。会社の命令に従い、特段の感情を持つこともなく、殺傷兵器を作ってきた。そして会社の命令に従うまま、戦地に赴き謝罪し、そこでも軍隊の上司に従い、通いの軍人として戦闘に参加する。

唯一、自分の知恵が働くのは、自分が生き残るために、不良品の銃を利用して一瞬の隙を作ったこと。最後は、「俺は会社の命令に従っただけだ!」と命乞いをしながら、同じく「会社の命令に従って」戦闘に参加している敵兵にやられてしまう。なんとも笑えない、ブラックな論理がこの作品の根底にある。

最近、企業の不祥事がよく起こる。データの不正であったり、偽造の建築物など、枚挙にいとまがない。これらは、皆現場の社員がブレーキとなり、職業倫理に立ち返れば防げることがほとんどだ。それが、現場を知らない上からの命令でくつがえって、人に迷惑をかけるような結末を生む。

通いの軍隊という作品で見ることができるのは、そうした組織の異常性と、社員の没個性だ。このブラックさに気づくと、この作品は一気に笑えない、背筋の寒くなる物語となる。

まさに、世にも奇妙な物語が得意とする構成だ。これだから世にも奇妙な物語は面白いのだ。

追記

前島は政府軍への謝罪に行くことになる。迷彩服と拳銃が送られてきた。通勤は電車で。周りは迷彩服の通いの軍人だらけ。

戦地につくと、本来謝罪だけのはずが、戦闘に参加することに。しかし、素人の前島はなかなか慣れない。偶然知り合った仲間は初日に戦死、上司は敵襲を受け骨折など、一筋縄ではいかないことを知った。偶然、銃を暴発させた前島は、敵のスパイを撃退することに成功。臨時ボーナスを獲得して調子に乗って、最前線へ向かうことになってしまった。

徐々に軍人として実力をつけていく前島。かつての同僚森内とともに次々と戦果を上げていく。しかしそれが油断を生んだ。森内と罠を仕掛けている時に、敵の襲撃を受け、森内が打たれてしまう。前島も打たれそうになるが、ちょうど終業のチャイムが鳴り、命拾いをする。前島は、初めて恐怖を覚える。さらに負傷した森内の代わりに夜勤を務めることになってしまう。

夜勤をしていると、なんと妻が戦場に弁当を持って訪れてきたのだ。弁当を広げて、市街地の戦火を見ている二人。まるで戦争が他人事のようだ。そこで前島は妻から妊娠したことを告げられる。父親となった実感に湧いていたその時、空爆を受けてしまう。結果、前島も空爆を受けてしまい、物語は終わり。

戦争はすぐ近くで起きている。当事者意識を失ってはいけないということか。

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初代編集長。一部上場企業で働く傍ら、ビジネスで培ったノウハウ提供を趣味としている。ノウハウコレクターとしての一面をもつ。今は引退して芸能ニュースを毎日飽きずに見続けている。

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