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9月11日早朝に発生した台風23号は、南シナ海をゆっくりとベトナム方面に進んでいます。
このまま強い勢力になることはないまま熱帯低気圧になってしまうと思われますが、2018年の台風発生ペースはとにかく異常です。
9月11日までにすでに23個、このままいけば30号以上の台風が誕生する可能性も十分にあります。
この台風23号は本州へ影響をもたらすことはないのでしょうか?
台風23号自体は本州への影響をもたらすことはない
台風23号は現在フィリピンの西の海上をゆっくりと西に向かっています。
このまま進めば海南島からベトナム北部に上陸して熱帯低気圧になっておしまい、となりそうですので日本へ直接影響が及ぶことはないでしょう。
日本には秋雨前線が停滞していて、南海上から湿った空気が流れ込めば発達して大雨になる可能性もありますが、台風23号は秋雨前線からもかなり離れているのでこれらの影響をもたらすこともないでしょう。
もう1つ南海上には台風22号がいて、猛烈な強さにまで発達しています。
台風22号はこのまま西進してフィリピンから台湾にかなり接近して中国大陸に向かう模様なので、この台風も本州に影響を与えることは少ないと考えられています。
<h2 class=”midasi02″>これから台風がどんどん日本に上陸してくるのか?</h2>
台風24号以降の発生は、これからも十分にあり得るでしょう。
フィリピンの沖合の中部太平洋では海水温が異常に高くなる状態が続いていることもあり、台風の卵となる積乱雲や熱帯低気圧が発生しやすい状態が11月上旬まで続くのではないかと言われています。
そのため台風の発生もしばらくは1週間に1つぐらいのペースで続くのでないかと言われています。
これらの台風が日本に接近するかどうかは、太平洋高気圧の勢力に影響される部分が大きいです。
太平洋高気圧の勢力が強く、日本列島周辺を覆う形になれば台風は接近しづらいので中国大陸に向かう進路を取るか、西に向かってフィリピンに接近する進路しかとらなくなります。
またジェット気流が蛇行していれば、その流れに乗る形で日本に接近することなく太平洋を東進して消滅する可能性も高まります。
台風の発生は今後も続きますが、あわせて太平洋高気圧やジェット気流の動きについてもぜひ確認してください。
今年は本当に台風の発生が多いですが、予想外の進路を取る台風も多いのが事実です。
実際に台風12号は東から西に向かって進むという今までにない動きを見せました。
このように気象に関する常識が通用しない2018年、これからも複雑な動きをする台風が接近する可能性は十分にあるので、気を付けておきましょう。