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台風12号は前代未聞な進路を進んでいった。
通常は日本列島を東寄りに北上するものだが、台風12号に関しては西日本に進んでいったのだ。
なぜ、台風12号は前代未聞な進路だったのか理由について調べてみたので紹介していきたい。
台風12号は前代未聞な進路
台風12号は前代未聞な進路で日本に影響をもたらした。
気象庁の発表(7月30日・12時50分発表)によると、現在台風12号は屋久島の西約70㎞にあるとのことだ。
今後の予想では、30日午後には鹿児島県の西の海上で停滞する見込みとなっている。
台風12号が前代未聞な進路と言われるのは、日本列島を東から西に移動したからだ。
通常の台風なら、日本列島を東寄りに北上していくのが一般的である。
それにもかかわらず、台風12号は東から西に進路を取ったのだから前代未聞な進路と言えるだろう。
ちなみに、今後台風12号は31日にかけて南下して屋久島付近で速度が落ち、再発達する恐れがある。
そして、8月1日頃には西寄りに進路を変え、中国大陸に進んでいく予想となっているようだ。
台風12号の進路が前代未聞な理由!
前代未聞な進路を取った台風12号だが、なぜ異例の進路になったのか気になるだろう。
台風12号が前代未聞な進路となった理由は、日本の南海上にある「寒冷渦」にあるようだ。
寒冷渦は中心に寒気を持った低気圧のことである。
この寒冷渦と台風は反時計回りの渦であり、この2つが相互作用したため異例の進路となったとされている。
また、朝鮮半島から北日本方面を覆っている高気圧が強い勢力を保っていることも、台風12号が前代未聞な進路となった理由のひとつだ。
台風は高気圧の方向へ進むことはない。
そのため、朝鮮半島から北日本方面を強い高気圧が覆っていることから、台風12号の進む場所がなく西へと進路を変えたとされているのだ。
つまり、寒冷渦と朝鮮半島から北日本を覆う高気圧が、台風12号の前代未聞な進路となった理由となっているのである。
台風12号は前代未聞な進路を取った。
通常北上していく台風が、今回に限っては東から西へ移動していったのである。
まさに異例中の異例であり、前代未聞な進路と言えるだろう。
前代未聞な進路となった理由は2つあり、寒冷渦と強い高気圧だ。
進路と台風の渦は反時計回りであり、相互作用から進路が異例になったとされている。
さらに、朝鮮半島から北日本にかけて強い高気圧が覆っていたため、台風12号の進路がなく西へと進路をとったとのことだ。
このように、これまでの経験が意味をなさない災害は起こる可能性は十分にあるため、情報収集や災害対策を行なっておく必要があるのではないだろうか。