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埼玉県朝霞市で2014年の3月から行方不明となっていた斎藤杏花さんが、2年の歳月がたったのち、ついに保護された。斎藤杏花さんは、2014年3月10日に自宅付近で若い男に話しかけられているところを目撃されたのを最後に、行方不明となった。当時13歳の中学一年生。
つい先日、斎藤さんが行方不明のまま、同級生たちは卒業式を迎えたことがニュースになった。中学生という多感な時期の少女の2年間を奪った犯人の罪は、極めて重い。
斎藤さんは、誘拐班の男の隙をみて、逃げ出し公衆電話から110番に通報した。犯人は東京都中野区東中野に住む男で23歳。現在逃走中だという。男は杏花さんに「秋葉原に行ってくる」と言い残し、出かけていったところ、斎藤杏花さんが逃げ出したようだ。
男の現在の行方は?
男は現在逃走中だという。所在も顔も割れており、捕まるのは時間の問題だろう。秋葉原に行くために家を留守にしたということであるから、やはりそうした趣味をもつ人物なのであろう。東中野に在住の23歳。
わざわざ埼玉県に出向いて、当時中学一年生の女子学生を誘拐してきた。計画的な犯行の可能性が高い。そこから2年も監禁していたという。犯人の動機や手口についてはよく調査する必要がある。
2年間も女性を見つけられなかった警察に対しては非難の声も上がっている。容疑者をすぐに見つけて逮捕することは警察の威信にも関わる話だ。全力を挙げて捜査をするはずだ。
2年間もどうやって生活をしていたのか
2年間も家の中に人を一人監禁するというのは、そんなにたやすいことではない。食費もそれなりにかかるし、生活雑貨の手当ても必要だ。洗濯物を干す時に、不審がられる可能性もある。仮にそうした生活の世話を一切しない場合、不衛生であり、悪臭が漂う可能性もある。
もしくは、普通に一緒に生活をしていた可能性もある。今回の事件が誘拐ではなく、駆け落ちの性質をもつものだった可能性だ。斎藤杏花さんが行方不明になった当初、彼女の自筆で「家も学校も疲れた。探さないでください。」という手紙が自宅に届いたのだという。
過去には「監禁王子」と呼ばれた、極めて悪質な誘拐監禁事件もあった。それに比べれば、電話をかけることためのお金を持っていたことや、男の留守をみて家を抜け出せたこと、それならそもそも中野から朝霞まで大した距離ではないため、家に帰ってくることができたはずであること、いろいろと不可解な点が多い。
何はともあれ、男の行方を突き止めることが最重要だ。警察の今後の捜査を待ちたい。