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参議院選挙が一段落し、次なる注目は東京都知事選挙に集まる。都知事選は後出しジャンケンと言われているためか、なかなか候補者が出揃わないが、少しずつ顔ぶれが見えてきた。
もっとも注目すべきは小池百合子だろう。自民党都連に断りを入れずに立候補し、波紋を呼んだ。その自民党都連が候補として擁立しようとしているのが増田寛也だ。
元総務大臣、岩手県知事の経歴を持つ。もともとは東大法学部を卒業したのちに建設省の官僚として働いていた。建設省在職中に岩手県知事選への出馬を打診され、周囲の反対を振り切り出馬。見事当選。退任した後は、第一次安倍内閣で民間閣僚として総務省大臣を務めた。
しかし、この増田寛也という人物にはいくつか問題点があるという見方がある。特に日韓グリッド構想に見られる、韓国との距離感については注意すべきだろう。増田寛也を不安視する声をご紹介したい。
増田寛也の韓国好き?グリッド構想とは?
増田寛也の最近の経歴としては、日本創成会議の座長というものがある。2011年に創設された会議で、東日本大震災を契機として作られた、日本やアジアのエネルギー問題について政策提言を行う団体だ。
ここで増田寛也が熱心に推進していたのが、日韓グリッド構想だ。簡単に言うと、日本と韓国を相互直通の海底送電ケーブルでつなぎ、有事の際にエネルギーを融通し合おうというものだ。確かにエネルギーの有効利用や、電力を国同士で売買できるような仕組みは、無いよりあった方がよいという見方もできる。
しかし、韓国と日本の関係が良くないことは誰しも知っている。そんな関係の悪い国に、有事の際のエネルギー供給を握られるということは、常識的ではない。足元を見られて、法外な値段で電力取引を要求される可能性が高い。
増田寛也はお人好しなのか、韓国好きなのか。実は岩手県知事時代にも、外国人参政権を認めるような発言をしたり、かなり韓国贔屓な思考回路の持ち主であることがわかっている。
今回の都知事選の一つのポイントとなるのは舛添時代に決まった、都有地の韓国人学校への無償貸出の件だろう。増田寛也はこれを引き継ぐ可能性がある。この政策を否定している小池百合子との比較ポイントだ。
地方交付税特別措置の制定
増田寛也が総務大臣時代に定めた措置に、地方交付税特別措置というものがある。簡単に言うと、東京などの儲かっている都府県から、財政の苦しい県に税金を融通する措置だ。東京都民が、都のサービス向上のために納めた税金が、他の自治体のために使われるのだ。
税金は、払った人が意義を実感できるものや、みんなで負担すべきもの、支えるべきものに使われるべきだ。都税は都民のために使われるのが基本中の基本だ。
増田寛也はその原則を壊す措置を実施した。当時、この措置の実施には強い反発があったのだが、結果的には東京都が石原都知事時代にやむなく受けることになったのだ。
このような措置を行う増田寛也の基本的な考えとして、「儲かっている人が税金を払えばよい」というものが見え隠れする。全国的に見れば、東京一極集中を是正したということになるのかもしれないが、都民は注意深く見る必要がある。
いずれにせよ、自民党の公認を受けることがほぼ確実視されているのがこの増田寛也だ。都知事選では有力候補となる。今後の動向に注目したい。
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