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山田洋次の「東京家族」のあらすじとネタバレ!現代の家族関係の特徴とは?

山田洋次監督の「東京家族」が3月6日の日曜洋画劇場の特別企画として放送される。この作品は、1953年に公開された小津安二郎の「東京物語」という作品のリメイクだ。年老いた両親と、それぞれの生活を持った子供の関わりを通しながら、家族とは何かについて考えさせられる作品だ。

小津安二郎の「東京物語」が公開された1953年と、山田洋次のリメイク版である「東京家族」が公開された2013年。この2つの作品で描かれる家族像には大きな違いがある。二つの作品における家族観の違いに注目しながら見るのもまた面白いだろう。

今回は、山田洋次の「東京家族」のあらすじと簡単なネタバレに触れながら、現代の家族の特徴についてまとめていきたい。

山田洋次の「東京家族」あらすじとネタバレ

東京家族の登場人物は以下のとおり。

平山周吉(橋爪功)父
平山とみこ(吉行和子)母
平山幸一(西村雅彦)長男。医者。
平山文子(夏川結衣)幸一の妻。
金井滋子(中嶋朋子)長女。美容院経営。
金井庫造(林家正蔵) – 滋子の夫。
平山昌次(妻夫木聡)次男。フリーター。
間宮紀子(蒼井優)昌次の恋人。フリーター。
沼田三平(小林稔侍)周吉の友人。

以上が主な登場人物だ。

周吉ととみこは、現在広島在住。東京で暮らす子供たちに会いに、上京してきた。医者として忙しい幸一、美容院経営で忙しい滋子、フリーターをしている出来の悪い昌次。上京初日は久々の一家集合だった。翌日も幸一の家に宿泊する予定だったが、急な仕事で対応ができなくなってしまった。長女の滋子も自宅で美容室を経営しており、結局周吉ととみこは子供達から勧められ、横浜の高級ホテルに宿泊することとなる。

翌日、とみこは次男の昌次の家を訪れ、周吉は旧友の沼田と再会。とみこは昌次の家で、昌次の交際相手の紀子と初めて会う。一方、周吉は沼田との再会で深酒をし、泥酔してしまう。ようやく落ち着いて、幸一の家に帰宅。しばらくするととみこも帰ってきたのだが、そのまま脳出血で倒れて亡くなってしまう。

広島に戻り、とみこの葬儀を執り行った周吉たち。長男と長女は仕事があるため東京に戻った。長男たちからは東京へきて一緒に暮らさないか、という提案を受けたが、周吉は近所の助け合いと福祉を受けながら暮らしていくと言って断った。

以上がかなり大まかではあるが、「東京家族」のあらすじだ。とみこの死以外、物語自体には大きな展開はなく、それぞれのシーンに味わいをもたせた映画になっている。

現代の家族に見る冷酷さ

この作品はあらすじやネタバレを読んで理解できる作品ではない。節々の家族の会話が、ゾッとするほどリアルなのだ。一人広島に残された父をどうするか。東京に暮らす子供たちは、自分の生活でいっぱいになっている。妻に先立たれ、この先どうしたらいいかもわからない父を置いて、日常生活に戻っていく子供たち。取り残される父親。唯一それに寄り添おうとするのは、紀子という血の繋がっていない人物。

極めてリアルなのだ。東京家族で描かれているのは、メディアにデフォルメされた家族ではなく、残酷なまでに冷たくリアルな家族だ。若い世代は、東京などの都会で親元を離れて暮らすケースが多い。親と離れ、家族を持つ。その物理的距離が、これほどまでに家族関係に影響を与えるということだ。

実は、小津安二郎の「東京物語」が描かれた1953年にも同じような構図が見える。戦前の大家族主義から、急速に核家族が進み始めた頃のことだ。東京物語の方を今見ても、全く古さを感じない。家族の中に見られる問題は、現代と変わらない。

「東京物語」は著作権が切れた作品なのでネットで無料で見ることができる。ぜひ「東京家族」を見た後に、一度見てみてほしい。

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