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巨人選手が野球賭博に関わったとして処分を受けた問題で、ついに逮捕者が出た。選手側の首謀者とされる笠原将生と、斉藤聡という人物だ。斉藤聡は、野球賭博を主催した罪で逮捕された。
斉藤聡は都内に住む、飲食店経営者だ。年齢は38歳。こうした黒い噂が出ると、きっと経営している飲食店は繁華街にあるバーやクラブなどの印象を受けるが、斉藤聡の経営する店はそうしたアングラな香りがする店ではない。
「大人和食いちりん」という店だ。客単価は約1万円。名物の「うにしゃぶ」というメニューが人気の、高級和食店だ。
斉藤聡の経営する大人和食いちりんがすごい!
斉藤聡はもともと、寿司職人を目指して有名寿司店で板前として修行していた。その後、自らの味を体現すべく、創作モダン寿司という料理の店をオープンした。それが大人和食いちりんだ。
名物はうにしゃぶしゃぶ。うにの出汁をとったスープで、白身魚にうにを巻いて、さっとしゃぶって食べる逸品だ。その贅沢な味はすぐに話題になり、テレビなどでも取材されるようになった。
食べログの点数は決して高くないのだが、逆にそうしたメディアに媚びない姿勢を感じられ、期待が持てるのではないだろうか。新宿に本店を構え、門前仲町や銀座にも店舗を持つ。
今回の事件がなければ、全面的にお勧めしたかった店の一つだ。
斉藤聡が野球賭博に手を染めた背景は?
有名寿司店で修行をし、念願の自分の店を持ち、成功を収めることができた斉藤聡は、なぜ野球賭博の開帳という犯罪に手を染めてしまったのだろうか。そのようなことをしなくとも、彼は十分な経済的成功を収めることができていたはずだ。
この背景には、斉藤聡の背後に暴力団関係者の存在がいることは間違いないだろう。新興の飲食店経営者は、何かと目をつけられやすい。一般に言われるのは、みかじめ料の制度だ。
暴力団が仕切っている町で商売するものは、彼らに「みかじめ料」を払わなければ営業妨害をされるなど、不利益を受ける可能性がある。現代においては警察の取り締まりが強化され、そのような金のやり取りはかなり減少してきているようだが、形を変えてそうした勢力との付き合いを行わなければならない部分も残るはずだ。
特に斉藤聡氏が店を構える新宿においては特にその傾向が顕著だろう。そして、野心の強い斉藤聡はその勢力をうまく使おうとしたのではないか。結果的に使われたのは斉藤氏だったということだ。