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東京都あきる野市のレジャー施設“東京サマーランド”で21日に、驚くべき事件がおきた。18歳~24歳の女性9人が尻などを切られ、軽症を負ったという。
女性客が切りつけられたのは“コバルトビーチ”で1時間おきに人工的な波が出るプールであり、波の出るタイミングに被害が相次いだという。これまでも波が出ている間に痴漢被害が続出していた。そのため、福生署はシーズンの前には時間帯の入場制限を要請していた。しかし、入場制限は行われず事件は起こってしまった。
犯人は子供か?
今回の事件の犯人はまだ捕まっていない。ただ、一部の被害者によると「近くにいた子供にやられた」と話していることが分かった。しかし、当時のコバルトビーチはまるで満員電車のような状態であり犯人が子供である確証はない。
また、一方で「身長180~190㎝の大男が逃走した」との目撃情報もあるため、まだ正確な犯人像が掴めていない。いずれにしても、卑劣な犯行であり許されることではない。
犯人が子供であるという情報についても、なんとなく違和感がある。子供というからには、かなり身長が低いはずだ。中学生以上であれば、150〜160cm程度はあり、即座に子供という目撃情報につながるとは考えづらい。
そうすると、小学生ぐらいの子供ということになるが、子供が楽しいプールでわざわざ刃物を持ち込んでこのような事件を起こすだろうか。
捜査の最新情報
当時プールでは10人ほどの監視員が見回っていた。同施設はシーズン前に時間帯の入場制限を要請されていたため施設側は警備員の増員、防犯カメラの設置などの対応をしている。しかし、入場制限はしていなかった。
当初女性8人が被害にあったことはわかっていたが、後に23歳の女性が被害を訴え被害者は9人となった。事件後施設側は警視庁とともに来場者の手荷物検査を実施した。しかし、凶器等は見つかっていない。同施設は台風の影響により22日は休園となっている。警視庁はプールで凶器を捜索し、防犯カメラを解析しているという。
この事件の犯人が早期に逮捕されることを願っている。この事件の目的はわからないが若い女性を傷つけて非常に悪質だ。犯行動機もいまいちわからない。痴漢が興じたのか、それとも愉快犯でありイタズラで犯行を犯したのか。
どちらにしても断じて許してはならない。また、今回の施設側の対応に疑問が残る。まず、シーズン前に入場制限の要請が出ていた。さらに、事件が発生していたのを知りながら放送もせずに営業を続けたことだ。入場制限については監視員の増員、防犯カメラの設置で対応したのだが果たして効果があったのか疑問だ。
さらに、事件発生してからも営業を続けたサマーランドの対応にも批判が集まる。犯人が施設内にいる可能性が十分ある状態にも関わらずの営業だ。施設側の管理の甘さ、防犯に対する考え方に疑問が残る。いずれにしても事件の早期解決、再発防止を願っている。