【人気急上昇中の記事】 現在 18 名が閲覧中...![]() あなたのマンション、現在の価値がサクッとカンタンに調べられるツールが、いま話題に。 |
メダルラッシュで日本中が沸いたリオデジャネイロオリンピックが閉幕して1週間余り。連日の深夜から早朝にわたるテレビ観戦で寝不足に苦しんだ人も多いのではないだろうか。しかし、まだリオの興奮は終わってはいない。今月8日からはパラリンピックが始まる。まだまだ寝不足の朝は続く。
そして、その熱はいよいよ4年後に迫った東京オリンピックへと続くのだ。史上最高だったリオのメダル獲得数を上回るのではないかと期待が集まる東京オリンピック。ぜひ生でその興奮を味わいたい。日本国民の英知と情熱を結集したものになるであろう開会式をこの目で観てみたい。そう思っている人も多いはずである。
その為にはどうやってチケットを入手すればいいのか。気になる販売時期と価格を調べてみた。
東京五輪開会式のチケットはいつ販売?
東京オリンピックは7月24日から始まる予定だ。開会式と閉会式はオリンピックスタジアム(新国立競技場)で行われる。観客席数は6万8千席を予定しているようだが、これはあくまで計画段階での数字なので、実際にどれくらいの席数になるのかはまだ不明。また、観客席の内の何割かは招待席だったりスポンサーに割り当てられたりするため、一般に販売される枚数はそれらを差し引かれた数になる。
販売開始の時期は未発表だが、前回のリオデジャネイロも前々回のロンドンもおよそ1年から1年半前に販売を開始していることから、開催日の1年前後前、つまり、2019年春から夏頃には販売が開始されると思われる。販売されるチケットの総数はオリンピックが780万枚。パラリンピックが230万枚を予定しているようだ。基本的にはインターネットやコンビニエンスストアでの販売を予定している。しかし販売対象は世界中の人々であるため、希望者全員が購入できるとは限らない。従って、申し込みの上抽選という方法になる可能性が高い。
ちなみに、競技の観覧チケットについては、2008年北京オリンピックでは人気競技の倍率が20倍になったというから驚きである。また2012年ロンドンオリンピックではロンドン市長の家族でさえも抽選にはずれ、観戦できなかったことが話題になった。いずれにしても、チケットを手に入れるには相当に苛烈な競争を勝ち残らなければならないようだ。
他に、チケット付きのツアーを販売する旅行代理店も数社ある。開会式のチケットを懸賞の賞品にしている企業も何社か出てきている。こちらを狙うのも一つの方法だろう。
東京五輪開会式のチケットはいくらで販売?
もう一つ気になる点は、その価格である。過去の例で見ると、座席によっても金額は大きく差が開くが、開会式は25,000円~150,000円、閉会式は20,000円~100,000円程度の金額になると想定される。やはりかなりの高額である。しかし、企画から準備にいたるまでたくさんの時間と人力そして多額の資金をかけて行われる開会式である。高額になるのも納得がいく。
ちなみに、競技の観覧チケットについてお、もちろん競技によって価格は違うが、全競技の平均価格は7,700円に設定され、内6割が4,400円以下だと発表されている。人気のある競技は高額になる傾向があり、水泳や陸上などの人気競技の決勝だと30,000円近くまで跳ね上がるようだ。
また、チケットの転売は固く禁止されているので、販売時には買占めなどへの対策も取られると思われる。従ってオークションなどへの出品も規制の対象になることも充分考えられる。
リオが終わり、4年後に向かって選手たちの戦いは既に始まっている。一方で観戦を計画している人たちによるチケットの争奪戦という戦いも始まる気配を見せている。より多くの情報を集め、必要に応じて早めに手を打っておくことが、戦いに勝つ一つの手段であるようだ。
しかし戦いに負けたとしても落ち込むことはない。マイナーな競技なら価格も手ごろでチケットも比較的手に入りやすいだろうし、開会式や人気競技などの模様は、東京のいくつかの公園に設けられるパブリックビューイングで観ることができるようだ。
場所はどこでもどこからでも、日本中が心を一つにして応援する。それが東京オリンピックを成功へと導くための私たちの大きな役割だろう。