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森本哲也の経歴と案件実績は?佐々木善三と並んだ理由を推測してみる

舛添要一の政治資金に関する疑惑について、「厳しい第三者の目」が入り、その調査結果が明らかになった。結論は「不適切だが違法性はない」というもの。大方の予想通りの展開であり、この調査で得るものは特段ないと言って良い。

徐々に話題は、調査を担当した弁護士に移ってきている。今回の調査で主要な役割を果たしたと思われる佐々木善三弁護士についてはこちらの記事にまとめたのでご覧いただきたい。
佐々木善三弁護士の経歴・案件実績を見れば都合の良い「第三者」であることが一目瞭然

本記事では、もう一人の担当弁護士、森本哲也氏について、経歴やこれまでの案件の実績などについて触れてみたい。

森本哲也の経歴と案件実績は?

森本哲也の経歴も、佐々木善三同様、ヤメ検弁護士だ。しかし、森本の場合は、当初のキャリアを弁護士からスタートさせた。法曹三職(裁判官、検事、弁護士)は、基本的には転職が可能だ。しかし、弁護士から検事や裁判官になることは非常に稀だ。

その中で森本哲也は、一度弁護士事務所で修行を積んで、海外に留学。その後、現在の晴海協和法律事務所に戻ってきたが、しばらくして検事になっている。その後にまた同事務所に弁護士として戻ってきた。経歴だけみれば、晴海共和法律事務所でヤメ検として腕をふるうために、検事の経験を積んだかのようにさえ見える。

実は、今回のもう一人の担当弁護士、佐々木善三もこの晴海協和事務所の所属弁護士だ。晴海協和法律事務所は、業務内容として一般的な相続や離婚の手続きなども掲げているが、もっぱら企業法務に強みを持つ事務所だ。どちらかといえば、大企業などの強者の弁護に強みを持つ。

こうした事務所には、企業の不正についての弁護が持ち込まれる。こうした案件は、金になる。そして、検察の手口をよく知った弁護士が必要だ。そのためにヤメ検弁護士を必要とするのだ。

森本哲也氏は、これまでに東京オリンピックのエンブレムの選定委員会の選定方法の外部調査委員会なども担当していた。留学期間や検察として働いていた期間もあり、これまでのところで注目されるような大きな案件はその一つしかないが、今後名をあげようという思いがあるのだろう。

森本哲也がなぜ選ばれたのか?

今回の調査報告で、森本哲也氏の対応については賞賛の声があるようだ。舛添要一の政治資金疑惑は、法律的のみに解釈すればどう転んでも「違法ではない」という結果に落ち着く。その中で、どれだけ舛添要一の都知事としての資質を断ずることができるかが問題だった。

佐々木善三は、完全に舛添擁護の姿勢を見せていたが、森本哲也に関しては「不適切と言わざるを得ない」とはっきり断じていた。

二人の方向性の違いは、うまく利用されていたように思える。この法律事務所全体としては、舛添から金をもらっている以上、全面的に彼を断罪することはできない。そこで、佐々木善三がヒールに回る。舛添を擁護するように、時には自分が逆ギレを演じて、悪役を買うのだ。一方、対照的に森本哲也は、あくまで舛添要一を厳しく批判する。こうすれば、会見での印象のバランスが取れる。

しかし、結論は「違法ではない」だ。舛添要一への批判が、佐々木善三とうまく分散されるうえ、都民は森本哲也が断罪してくれたことで少しスッキリする。そういった落とし所を、晴海協和法律事務所と舛添要一で探って、筋書き通り演じたということではないのだろうか。

森本哲也が舛添要一をはっきりと断罪することで、彼の名前も売ることができる。佐々木善三は、すでに汚職政治家の味方というレッテルを受け入れている節があり、金さえもらえればとりあえず問題ないという立場なのだろう。

少なくとも、佐々木善三というヒールのヤメ検弁護士と、森本哲也という正義の味方、これに挟まれた舛添要一という形で、丸め込もうとしている感が否めない。森本哲也が選ばれたのも、事務所的に都合がよく、本人の売名にもつながるからだろう。

政治の世界はどこまでも黒い。

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コメント

    • 本人訴訟
    • 2016年 6月 07日

    ヤメ検が、古巣を利用して法的に云々じゃなく、ただ手打ちしているだけの世界。

    法的に解決してほしいものだ。マムシの善三も現役時代は舛添と同じく厳しく。

    立場が違えば依頼人用語でしかない。いづれ火炎瓶でも投げられないように。

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