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民進党の代表選挙に蓮舫が出馬を表明している。都知事選への出馬打診を蹴り、蓮舫が目指しているのはやはり総理大臣ということだろう。元キャスターで、はつらつとした語り口とさわやかなルックス、抜群の知名度を持って、いまや民進党の顔ともなりつつある蓮舫。岡田克也代表の後任として自ら手をあげたようだ。
一方、蓮舫という名前からして、彼女が日本人ではないのではないかと思う人が多いようだ。形式論で言えば、彼女はれっきとした日本人だ。日本人でなければ政治家になるどころか、投票すらできない。外国人参政権は否定されているのが日本社会だ。蓮舫は、日本に帰化しているため、国籍は日本国籍となる。また本名は村田蓮舫という。村田姓の男性と結婚したためだ。形式的にはれっきとした日本人であることは間違いない。
では、彼女はもともとどこの国にルーツがあるのだろうか。決して帰化した人を否定するということではなく、民族という点においては、事実として違う部分がある。厳密に言えば、蓮舫は他民族にルーツがある人間だ。野党の党首となることは、政権交代後の総理大臣となることを意味する。蓮舫のルーツについて知っておくことはそれなりに有益なことだろう。
蓮舫の本名と国籍は?
蓮舫の本名は村田蓮舫、国籍は日本だ。もともとキャンペーンガールなどの仕事からテレビ界とのパイプができ、頭の回転が早いこともありキャスターとして抜擢された。バラエティなどにも出演経験があり、知名度は抜群だった。
蓮舫の夫は、村田信之というフリージャーナリスト。結婚前の本名は斉藤蓮舫だ。蓮舫の父は謝哲信という台湾人で、貿易商を営んでいた。蓮舫の母は日本人で斉藤桂子という。蓮舫の母は、ミス・シセイドウに選ばれるほどの美貌の持ち主だという。敏腕経営者の父親の頭脳と、母親の美貌を受け継いだということだろう。
台湾生まれの父親の親戚には、台湾の政治家もいる。学校は日本で通い、青山学院の中学から大学まで在籍していた。そして18歳の時に日本に帰化している。
蓮舫の育ちは、完全に日本人と言える。本人にもその自覚があるからこそ帰化をしたはずだ。昨今では生活保護を受給するためだけに日本に帰化する在日外国人がいるようだが、蓮舫のように日本でずっと育ってきた人こそ、帰化をすることは歓迎されるべきだ。
他民族総理大臣の誕生なるか?
とはいえ、蓮舫のルーツは台湾にあるということは動かない事実だ。ここに対して、どうにも違和感や抵抗感をもってしまうのが、おそらく大半の日本人なのではないだろうか。
日本が現在、左か右かという問題は、人によって大きく見解が分かれるだろうが、現在の立ち位置から右傾化していることについては概ねほとんどの人が認識しているだろう。そのまさに右傾化中の日本において、他民族に出自がある人物が、国の代表として受け入れられるかというと、かなり難しい問題があるように思う。
少なくとも、他に同レベルの候補がいて、その人物が生まれも育ちも日本だとすれば、そちらに流れてしまうはずだ。この点で、蓮舫にはハンデがある気がしてならない。
とはいえ筆者は、そもそも事業仕分けや国会質問の際の蓮舫のコミュニケーションスタイルが非常に問題であると感じており、出自以前に政治家としての資質として総理大臣になってほしくないと思っている。早口で、相手の言ったことにすぐ言い返すというのは、頭の回転が早いことの証ではあるかもしれないが、頭でよく考えられることの証ではない。
蓮舫の発言は、どこか浅さを感じてしまい、信頼する気になれないのだ。どこまでもポピュリストのイメージがつきまとう。仮に蓮舫が民進党の代表に選ばれるとなれば、やはり民進党はポピュリズム政党であり、まだまだ政権を任せるにはレベルが足りない、という判断を下さざるを得ないのだろう。