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先月の民進党代表選に出馬していた蓮舫民進党代表代行は、二重国籍疑惑で大きな問題になった。この問題の決着次第では民進党の崩壊という、最悪の結末を迎える事になるかもしれない。
蓮舫氏の父親は台湾出身であり、日本人の母親と東京で一緒に住むようになり、長女である蓮舫氏が誕生した。当時では日本も台湾も、国際法は父系優先主義を採用しているため、日本国籍を持たずに台湾籍となっていた。
そして蓮舫氏が日本国籍を取得したのは、女子差別撤廃を批准した1985年の時だったが、日本の国籍法で22歳まで二重国籍を持った場合は、二年以内にどちらかの国籍を選択しなければならないことになっている。つまり日本国籍を選んだ場合は台湾籍を離脱しなければならない。
しかし、現在40歳を超えた蓮舫氏はまだ両方の国籍を持っていたのだ。問題はそれだけではなく、二重国籍に対して蓮舫氏の発言内容や政治のスタンスも問題になっている。それらの問題点と現状を、改めてまとめてみた。
日本の国籍法について
蓮舫氏は台湾人の父親と日本人の母親の間から出生した子供である。出身地は東京だが、当時の国際法に従うのであれば子供の国籍は父親の国籍と同じになる。そのため、蓮舫氏はしばらくのあいだ、日本国籍を持っておらずに台湾国籍のみを持っていたことになる。
1985年1月1日に国際法が改正されたことによって、1965年以降に出生した子供の母親が日本国民であれば、子供にも日本国籍を取得できるようになった。母親が日本国民で1967年に生まれた蓮舫氏はその条件に達しており、17歳の時に国際法の改正に伴い、日本国籍を取得することができたとのことだった。
そして未成年のうち二重国籍を持った場合は22歳までに、どちらかの国籍を選択しなければならない、という条件もある。ここで日本国籍を選ぶ方には二つの方法がある。
一つ目の方法は、外国の法令に従ってその国の国籍を離脱する手続きをとり、これを証明する書面を市区町役場、または大使館か領事館に外国国籍喪失届を送ることだ。
二つ目の方法は、「日本の国籍を選択し、外国の国籍を放棄する」旨の国際選択届を上記のように市区町役場、または大使館か領事館に提出することだ。
蓮舫氏によれば、同年1985年に台北駐日経済文代表処へ父親と出向き、台湾国籍の離脱・喪失手続きをしたと説明したが、蓮舫氏曰く当時の記憶は曖昧であり、台湾籍の離脱証明を失くしてしまったため、事実かどうかは確認できなかったのだ。
蓮舫氏の問題点
実際に日本の国籍を選択を選んだとしても、外国国籍の離脱・喪失については強制していない。あくまでも「外国国籍を喪失していない場合は、外国国籍の離脱の努力をすること」という、曖昧な宣告に留まっている。その上、二重国籍に関して国家の間では統一したルールはなく、日本のように国籍選択制度を採用する国は少数派である一方で、二重国籍を容認する国は多く存在しているとのことだ。
それなら何故、蓮舫氏は二重国籍の問題がここまで広がってしまうのか?その原因は蓮舫氏自身の発言にあった。蓮舫氏は記者会見で自分は二重国籍ではないと出張していたが、過去に様々な問題発言があり、その発言との整合性を問われているのだ。
1987年に発売された「週刊宝石」から、謝蓮舫という名前で名乗り、「ときどき中国人だったり、日本人だったりするんです」というキャッチ―コピーと一緒に、水着姿の若々しい蓮舫氏が掲載されている。FLASH誌は当時の蓮舫氏はすでに日本国籍を取得し、本命は斉藤蓮舫であったはずと報じている。当時の蓮舫氏はまだ19歳だったのため、間違っても許せるものだが、蓮舫氏は何度も自分は二重国籍であることを認めた発言が多発していたのだ。
例えば1993年に発売された「週刊現代」から、母親は日本人なのかという問いに、「そうです。父は台湾で、私は、二重国籍なんです」と答えていた。それに対して蓮舫事務所は、本当は蓮舫氏が「ハーフ」と答えていたのに、「二重国籍」で表現されてしまったという、苦しい言い訳をしていた。その他、蓮舫氏は過去も台湾籍であることや、二重国籍であることなどの発言があり、多くの矛盾点が見られる。
また、ネット上では蓮舫に対して刑事告発を行ったものも出てきている。公職選挙法第235条5項氏名等の虚偽表示罪の疑惑があるという。これについてはネット民の嫌がらせ的色合いも強く、結果的には地検から告発状を突き返されたようだが、このような動きは看過できないはずだ。
蓮舫への批判は、日に日に強まっているように感じる。いまだに解決されない二重国籍問題。早く火を消さなければ、民進党の崩壊すら招くだろう。