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長嶋一茂さんと言えばプロ野球界の至宝、「ミスター」こと長嶋茂雄さんの長男として知られている元プロ野球選手ですが、最近はバラエティー番組での活躍が目立っているタレントさんとして活躍の幅を広げています。
そんな長嶋一茂さんが先日のバラエティー番組で自らが鬱病になっていたことをカミングアウトして話題になりました。
スポーツ界でも芸能界でも成功を収めたはずの長嶋一茂さんに何が起きていたのでしょうか?
発症のきっかけはプロ野球選手時代のプレッシャー
長嶋一茂さんはあの長嶋茂雄さんの息子ですから、当然プロ野球選手を目指すものだ、親父さんの様に活躍するはずだと相当のプレッシャーを浴びていました。
少年野球から野球を始めた一茂さんはすごいファインプレーをしても「ミスターの息子なのだから当たり前」と言われ、野球を極めようと入学した立教高校ではレギュラーを獲得するも「親父の七光り」と言われて嫉妬されたり、甲子園出場を成し遂げられない時には先般扱いをされたりしたそうです。
このような過分なプレッシャーが後世になって一茂さんを鬱病にした要因だったのです。
実際に一茂さんがうつ病を発症したのはプロ野球に入団し、父である長嶋茂雄さんが監督を務めている巨人在籍時代のこと。
右ひじ痛を発症して野球ができない状況になった一茂さんは「期待」と言うプレッシャーに押しつぶされた結果、夜も眠れず食事もとれない鬱の状態になってしまったのです。
鬱病から回復したきっかけは「これでいいんだ」の気持ち
鬱病のせいで野球どころか日常生活もまともに過ごすことができなくなった一茂さんに、父であり監督である長嶋茂雄さんは戦力外通告を伝えます。
この時の一茂さんは「もう苦しい野球をしなくていい」と言う気持ちが先にこみあげてきて、プロ野球選手を続けたいという気持ちはみじんも浮かんでこなかったそうです。
こうして一茂さんは知名度を生かしてタレント活動を始めるのですが、どうしても「長嶋茂雄の息子」と言うプレッシャーからは逃れられず、鬱病やパニック障害を抱えて苦しむことになります。
そんな一茂さんが快方に向かったのは気持ちの切り替え肩を覚えたからだったそうです。
自分は自分、何を言われても自分に正直に生きればいいんだと思えるようになってから、うつ病も快方に向かったそうです。
ご結婚されて奥様の献身的なサポートも功を奏した結果、今では鬱病の経験を語ってネタにしてしまうまでに回復したのです。
有名人の息子と言うプレッシャーは想像以上にすごい物だったのでしょう。
そのことを振り返って語っている一茂さんの表情は温和です。
鬱病になった時の辛さを乗り越えて自信を身に付けたからこそ、あの表情ができるのだと思います。
これからも多くの人々が一茂さんの言動に注目するはずです。