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巨人でまたスキャンダルだ。今度は薬ではなく、昨年問題になった野球賭博の続報だ。野球賭博が発覚したのは高木京介。サウスポーの投手だ。
2016年は700万円アップの2770万円で契約更改。徐々に実力をつけ、期待の投手だったにもかかわらず、開幕を迎えることなくキャンプでの賭博疑惑発覚によるチーム離脱となった。
高木京介の処分についてはまだ決まっていない。しかしこの疑惑発覚が引き金となり、読売巨人軍オーナーの渡辺恒雄が引責辞任。問題は大きくなり、高木京介自身の処分も免れない状況だろう。
高木京介は嘘をついていた?
笠原や福田、松本の球界追放から少し遅れたこのタイミングでの発覚はなぜなのだろうか。報道によると、週刊文春の記者からのリークにより巨人側が内部調査を実施したそうだ。
笠原たちの発覚の際、実は高木京介の名前も上がっていた。しかし、これについては笠原と高木の間で、高木を守る為「笠原が高木の名前を借りて賭博をした」という作り話で切り抜けたというのだ。
笠原が気をきかせてそのような嘘をついたかのように思えるが、笠原が1991年、高木が1989年生まれで高木の方が先輩であることを考えると、高木の方から笠原に口外しないよう脅しをかけていたのではないかという疑惑が持ち上がる。
おそらく、週刊文春が取材を進める中で、高木京介の賭博関与の決定的な証拠をつかんだのだろう。高木自身が自ら事実を認めたそうだ。
高木京介の今後はどうなる?
現在、書類を整えてコミッショナーに告発する準備をしている段階だという。高木京介の処分はどうなるだろうか。
この事件を受け、すでに会長の渡辺恒雄を含む3名が辞任している。確かに、前回の事件の直後、巨人は全職員に聞き取り調査を行っていた。にもかかわらず、今回のタイミングでの発覚。会長やオーナーたちの辞任は、聞き取り調査がずさんだったことの引責という見方もある。
とはいえ、会長の辞任を引き起こした責任は大きい。おそらくは先に発覚した3人と同様、球界追放処分を受けることになるだろう。
星稜高校出身でゴジラ2世と呼ばれ、なんとプロ野球で連続無敗記録を保持するほどの実力があっただけに、今回の事件発覚は極めて残念だ。
薬物や賭博など、黒いイメージがつきない巨人軍。ぜひとも本業の野球で頑張ってもらい、このイメージを打開できるようなシーズンとしてほしいものだ。