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20代男性の平均年収は、国税庁が発表した、平成26年の民間給与実態統計調査で公開されいます。
20代前半が約265万円、20代後半で約378万円でした。
職種や雇用形態によっても変わってきますが、月給与に換算すると20代前半で20万円前後、20代後半で30万円前後ということです。
今回は、20代男性の平均年収を職種別、雇用形態別、県別にまとめていきます。
多くの20代男性のリアルな懐事情を調べました。
20代男性の職種別、雇用形態別、県別収入格差
20代男性の年収のトップ職種は「金融系専門職」で、年収550万円以上です。
次いで、コンサルタント系職が530万円前後、医薬品関連の営業職で510万円前後とつづいています。
最も低い職種が、飲食関係の300万円前後、製造系の320万円前後となっていました。
雇用形態別では、正規雇用の平均年収が320万円前後なのに対して、非正規雇用(派遣、アルバイト、パート)では200万円前後と100万円以上の差があります。
県別では東京都が最も高く、484.4万円です。
最も低いのは5県あり、青森、秋田、佐賀、宮崎、沖縄の276.8万円でした。
このデータは厚労省が産出したもので信頼できる数字です。
その差は207.6万円と月給与に換算すると17.3万円もの差があります。
20代男性の懐事情は?給与はどんな割合で使っている?
20代男性の年収は職種や、雇用形態、都道府県によって大きく異なりました。
しかし、その年収の中でやりくりしなくてはなりません。
ここでは、20代男性の給与がどのような割合で使用されているのかを調べたデータを公開します。
まず貯蓄額は給与の何%を使っているのでしょうか?
これは、収入が20万円未満、20万円~30万円、30万円以上という3つの属性別にアンケートを取った結果です。
【20万円未満】
貯蓄なし→27%、1円~49,999円→42%、5万円以上→31%
【20万円~30万円】
貯蓄なし→19%、1円~49,999円→43%、5万円以上→38%
【30万円以上】
貯蓄なし→12%、1円~49,999円→29%、5万円以上→59%
貯蓄だけを見てみると、収入によって貯蓄額の割合が変化していることが分かります。
次に住居費となる、家賃や光熱費、通信費はどれぐらいなのでしょうか?
この金額は20代前半と後半の結婚の有無によっても変わってきますが、大体が全部で6.5万円~12万円程度です。
内訳は、家賃が50,000円~90,000円、光熱費が5,000円~10,000円、通信費が10,000円~20,000円となります。
家族が増えると家賃も広さに応じて高くなっていくため、金額幅が広いです。
食費や、娯楽費用は職種などで変わってきます。
営業職であれば、外食する機会も増えてきますので、食費は高くなります。
何のお金を生活の軸に置くかで給与の使い道が変わるということがわかりますね。
特に、20代前半で結婚や出産をしている方は収入よりも支出の方が高くなるでしょう。
夫婦共働きが当たり前になっていますが、それでも赤字になる人もいます。
自分の年収に合わせた人生設計をするのが一番ですが、人生は計画通りにいかないことがほとんどです。
万が一の事故や病気などに備えて医療保険などを契約することも踏まえて、家計のやりくりをしなくてはなりません。
「まだはやい」、「20代は遊ぶ時期」という考えはもう古い考えです。
自分で年収を増やす努力をするか、支出を減らす努力をしないと、将来の家計が火の車になる場合もあります。
20代男性は働き盛りです。
健康なうちに、お金のやりくりを学ぶことをおすすめします。
私自身の経験から言わせてもらうと、「遊ぶのは30代、40代からでもできる」ということです。
将来のために「お金」について考えてみてはいかがでしょうか?