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2018年は15年ぶりに火星が地球へ最接近します。
前回の2003年には約5575万0006Kmまで近づきました。
2018年の最接近では約5760万Kmまで最接近することが予想されています。
今回は、2018年火星最接近と、これまでの火星最接近についてまとめていきます。
火星最接近の歴史
これまで火星が地球に最接近した年は2003年と同程度の距離であれば、なんと紀元前5万7617年(5万7537年の説もあり)までさかのぼります。
それ以降、約5600万Kmまで接近したのは、1766年、1845年、1924年で、およそ100年周期で最接近していることがわかります。
国立天文台が発表している2000年代の最接近では、2003年の距離が一番短いですが、今回の2018年火星大接近は計算上2000年代では4番目~6番目の近さになります。
2018年の次に最接近するのは、東京オリンピックの年である2020年ですが、今回よりも少し遠い距離での最接近になるようですね。
2020年以降は少し間が空き、2035年、2050年に今回の最接近と同程度の距離での最接近が予想されています。
昔は今ほど天体関連の学術が発達していなかったこともあり、1766年、1845年、1924年に火星大接近が発生した時には、世界中がパニックになったことは想像に難くありませんね。
2018年火最接近はいつ?
2018年火星最接近は7月31日が地球に最も近くなるという発表がされています。
しかし、今回の最接近は1日限りの天体ショーではなく、7月27日~12月15日まで楽しめることが判明しました。
主なスケジュールの天体ショーの内容を紹介します。
・7月27日~7月28日・・・皆既月食(28日明け方)
・7月31日・・・地球最接近
・8月23日~8月24日・・・月と並んで見える
・8月28日~・・・この日以降月が西→東と順行するようになる
・9月20日~9月21日・・・月と接近
・10月18日・・・月と大接近
・11月上旬・・・やぎ座の3等星と大接近
・11月16日・・・月と接近
・12月上旬・・・海王星と大接近(最接近は7日ごろ)
・12月15日・・・月と接近
15年ぶりの最接近となる火星。
天体ショーは日本人だけでなく、世界中の人達が一斉に空を見上げる貴重な時間です。
ロシアW杯では、多くの人がサッカー中継に夢中になりましたが、この天体ショーはそれ以上の人数が同じものを見ることになります。
自然の力、宇宙の力は偉大だということを改めて知りました。
戦争や貧困、政治の混乱や、大災害などで揺れる日本や世界。
宇宙の神秘は万人に平等な感動を与えてくれます。
世界平和は意外にも天体ショーに隠されているのかも知れませんね。
夢物語のような惑星の話ですから、すこしロマンティックになってしまいました。