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AIの発展や、自動化システムの進化によりこれまで人手が必要だった職種が存亡の危機に立たされています。
今回は、今後20年で無くなる可能性の高い職種についてまとめていきます。
このコラムを読んでいる「あなた」の仕事は今後どうなっていくのでしょうか?
AIや自動化によって無くなる職種とは?
産業を大きく分けると、第一次産業(農業、漁業、林業、畜産業など)、第二次産業(製造業、建設業など)、第三次産業(サービス業、医療福祉業など)の3つに分けられます。
AIや自動化、ロボット工学の発展により、今現在ある産業の内、およそ25%にあたる職種が人間の手を使わなくても成り立つという研究結果がアメリカのシンクタンク「ブルッキングス研究所」から報告されました。
1月24日にはおよそ3600万人のアメリカ人の仕事が自動化による消滅の危機にさらされているとも発表されています。
例を見てみましょう。
第一次産業では、農業や林業は温度センサーの進化やコンピューター制御によって、今まで以上に自動化が進められていくでしょう。
第二次産業では、既に始まっていますがロボットによる製造が当たり前になってきます。
第三次産業では、日本でも話題になった「ロボットホテル」がいい例です。
ホテルのコンシュルジュなどが全て機械化されます。
ホテルが自動化できるのですから、レストランなどの外食産業も機械化が進んでいくでしょう。
車の自動運転という観点から見れば、公共交通機関は全て自動運転によるサービスが主流になるため、タクシー運転手やバス、電車の運転手も必要なくなります。
私たちが考えている以上に、自動化によって仕事が無くなっていくのです。
20年後も残る職種とは?
ロボットやAIにもできない仕事が今後、生き残っていくでしょう。
機械ができないのは、「クリエイティブ」な仕事です。
芸術家などのクリエイティブな部分に関しては、AIの学習スピード以上に流行のサイクルが早いのは言うまでもありません。
ブルッキングス研究所のコルテス助教授は、「高い報酬を得られるこれらの仕事は、豊富な創造性と高度な問題解決能力を必要としている。いくら新しいテクノロジーが登場したとしても、そのような仕事を肩代わりできるようにはならないだろう」と語っています。
インターネットのまとめサイトや、ニュースでは弁護士などの士業に関しても、AIに取って代わられてしまうという情報もあります。
一つ懸念しているのは、これまで人間が意思決定してきた内容の仕事が、自動化により人間にとって逆に損をする結果になってしまうのではないかという点です。
もちろん、コンピューターの発展は目覚ましいものがありますが、SF映画の世界でも機械が最初に排除するのは、プログラムでは理解できない人間です。
架空の世界の話ではありますが、AIをクリエイトする人間のちょっとしたプログラムミスにより、こうした状況が引き起こされてしまうという可能性は低くありません。
仕事の心配はもちろんですが、AIなどのコンピューターをクリエイトする私たち人間も機械以上にクリエイティブな才能をフル活用するべきなのではないでしょうか?