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東大阪市内の自動車専用道路で、時速280kmで走行したとして、大阪府内に住む30代の男性が書類送検されました。
スピード違反の検挙としては、過去最高速度と見られています。
今回は、この時速280キロ暴走男の罪と処罰についてまとめていきます。
事件の経緯と処罰は?
事件が発覚したのは、YouTubeでの動画がきっかけです。
トンネル内で、自分の運転するスポーツカーの速度計と、トンネル内の景色を撮影した動画がアップされたことで、動画を視聴したユーザーが警察に通報。
その後IPアドレスから、問題の動画を投稿した男性を割り出しました。
時速280キロでの走行は、道交法上では、時速80キロ以上超過は公判請求、通常裁判事件として取り扱われます。
このケースでは、ほとんどの場合、懲役刑が選択されることが多く、刑務所に服役する可能性が高いです。
交通刑務所に行くという話がネット上で出ていますが、日本にある交通刑務所は2つだけです。
交通刑務所に空きがない場合には、通常の刑務所で服役する場合もあります。
一般道路30キロ以上、高速道路40キロ以上超過の場合は、罰金10万円以下、懲役6カ月以下という刑罰になるため、それ以上の罰になるのは間違いないでしょう。
厳罰になる可能性大
280キロ暴走男の供述は、「車の性能を試したかった。これまでに10回ぐらいYouTubeに投稿した」と話しており、常習性があると判断され、厳罰になる可能性が高いです。
迷惑ユーチューバーの問題行動は、これまでも色々と問題視されていますが、今回のケースとは、まったくの別物でしょう。
犯罪行為をYouTubeに投稿しているということからも、事件の模倣性を助長する可能性もある為、司法の判断次第ではありますが、懲役1年以上はほぼ確実と見られています。
また、多くの方が勘違いされていますが、書類送検になると刑務所には行かないという噂がありますが、大きな間違いです。
書類送検とはマスコミが作りだした言葉で、警察の捜査から、検察の捜査に切り替わることになるため、書類送検だからと言って厳罰が下らないという保証は一切ありません。
書類送検で済んだ=厳罰にならないというのは全くのでたらめです。
今回の事件の司法判断がどのようになるかは分かりませんが、動画を見る限り、かなり悪質な事件です。
車に乗っているときに衝動的にスピードを出したくなったという状態ではありません。
動画の始まりから、自動車の後方を撮影し、車に乗り込むところまで撮影しています。
つまりは最初から280キロ以上で走行することを想定して撮影された動画ということになります。
今後、この動画を見た視聴者が、同じように時速〇〇キロで走行してみた!というような真似をする可能性もあるということです。
そのような行為を予防するためにも、見せしめとして厳罰が下る可能性も高いです。
今回の事件では、幸い死傷者がありませんでしたが、もし大事故になっていたらと思うとぞっとします。
ましてはトンネル内ですから、被害が甚大化する可能性もあったわけです。
暴走した男性は、自分がしたことをよく考えて、罪を償ってほしいですね。