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30代男性の平均貯金額はいくら?働く男子の懐事情を公開!
30代男性と言えば、社会人として上司と後輩の板挟みになって苦労している年ごろと言えますが、頑張った分だけ収入がアップする恵まれた世代とも言えます。
また30代男性と言えば将来的な幹部候補生でもありますし、最近の売り手市場を考慮してか、会社でも30代男性に対して定期昇給やボーナスで考慮して、いい人材を自分の会社に引き留めておこうと考えています。
そんな30代男性ですが、働いて得たお金をちゃんと貯金に回せているのでしょうか。
30代男性の平均貯金額は約373万円
経済産業省が2015年に行った全国消費実態調査によると、30代男性の平均貯金額は約373万円となっています。
30代女性の平均貯金額が264万円ですから、約110万円男性の方が貯金ができていることになります。
やはり、男性の方が女性より賃金や給与が高く設定されていることや、男性の方が管理職に早く昇進することがまだ多く、管理職手当が多い分貯金をしやすい環境にあるとも言えます。
あと、女性と男性では消費するペースが違うことも考慮しなくてはなりません。
女性は比較的購買意欲が高いので、洋服や化粧品などのアイテムや、習い事や旅行などのプライベートを充実させるためにお金を使う傾向が高いことから、その分女性は「貯金しづらい」状況になっているとも言えます。
目的がないと貯金ができない30代男性たち
30代男性たちの平均貯金額はわかりましたが、実際に貯金をしてどのように活用しようとしているのでしょうか。
2015年の全国消費実態調査によると、貯金することの理由で一番多かったのは「万が一の時に備えるため」でした。
会社が倒産するなどのリスク、もともと貯金をたくさん持っていないと不安であるなど、明確な支出目的をもって貯金をしている男性ばかりではないようです。
あと、30代男性の既婚率が低下していることも貯金額に影響しているかもしれません。
結婚を前提にしていれば、貯金をして結婚式の費用や新生活の費用として貯めておきたい気持ちにもなりますが、結婚するつもりがなければ貯金をする理由もないので、貯金なんかしないという男性も多くなっているのです。
どの年代も明確な目的がなければ貯金はしづらいものですから、結婚や起業などお金のかかる目標を達成しようとしない限り、30代男性の平均貯金額は減少する可能性もあるでしょう。
30代の男性ともなれば、仕事とプライベートの両方を充実させたいと考える人も多いはずです。
そのため貯金がしづらい人もいるかもしれませんが、貯金をする目的が見つからない社会人も多いのが現実です。
今はまだ好況な景気に支えられて収入もアップする可能性もありますが、いつ不況がやってくるかはわかりません。
ですから、貯められるときにはある程度貯めておいた方がいいのかもしれないですね。