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2017年の3月11日で、東日本大震災から6年目を迎えることとなる。日本だけでなく世界中に衝撃をもたらした地震により、翌年からは発生時刻である14時46分に黙祷をささげる習慣が出来つつある。
内閣府では毎年ホームページで黙祷の日時を公表しているが、この黙祷については日時やマナーについての人々の間で賛否があるようだ。
2017年の黙祷はどうなるのだろうか。
2017年、東日本大震災の黙祷日時
2017年については、まだ内閣府からの正式な発表はされていない。
しかし毎年3月11日に行われる追悼式に合わせ、地震発生時刻に国民にも黙祷に参加するよう呼びかけていることから、2017年も同時刻に行うのではないかと予想されている。
この黙祷時刻に対して、一番人が亡くなったのはその後の津波であり、地震による死者が少ないことからこの時間に行うのが正しいのかという声もある。
確かに死者を悼むのであれば、その亡くなった人の多い時刻に合わせるのが理想かもしれないが、この黙祷に関してはあくまで気持ちの問題ではないだろうか。
本当に祈る気持ちがあれば地震発生日以外の時間に祈ることは可能だ。重要なのはどの時刻が正しいかということではなく、黙祷時間を設けることで震災のことを風化させないところにあるのではないだろうか。
しかしこの気持ちの問題にしても、黙祷のマナーを守らない人に対して賛否の議論が交わされているのが現状だ。
黙祷の正しいマナーとは?言葉は必要か
黙祷の本来の意味は、その文字の通り「黙って静かに祈る」こと。無言で祈るときに手を合わせたり目を閉じる人もいるが、これは心の中に祈りに集中するための仕草と言えるだろう。
黙祷時間も、もともと決められた時間があるわけでははないが政府の呼びかけで行われる時間は約1分に設定されている。
黙祷の最中に雑事をやったり話したりするのは推奨されないため、この黙祷時間にほかの事をやっていると不謹慎と言われるケースもあるようだ。
実際に2012年に東日本大震災の黙祷が行われたときは、Twitterに「黙祷なう」といったツイートが大量に投稿され批判を浴びた。
リアルでも静かに祈っているし多くの人と黙祷できるから書き込んだという人や、呟いているという事自体祈りに集中していないという人もおり、いまも賛否が分かれているようだ。
後を濁さずに祈りたいという人は、黙祷の最中は静かに手を止めて一人でお祈りした方が良いだろう。
東日本大震災からもうすぐ6年。あの震災をこれ以上風化させないように、少しでも黙祷を機に思い出してほしいものだ。