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2019年の3月11日で、東日本大震災から8年目を迎えることとなる。
今なお5.2万人の避難者がいるというニュースもある通り、日本だけでなく世界中に衝撃をもたらした大地震であることは間違いなく、「さんいちいち」として翌年である2011年から発生時刻に黙祷をささげる習慣が定着した。
毎年行われているとはいえ、多くの人が全ての所作を覚えていることは難しい。
2019年で黙祷のやり方などが変わることはないが、あらためて方法をまとめて記載しておこう。
黙祷の開始時間は14時46分から1分間が定着
地震発生である「14時46分」から1分間が黙祷の開始時間として定着している。
実は黙祷開始時間が「14時46分」で有ることに対して賛否の声もあるのをご存知だろうか。
「14時46分」に定着したのはもっとも多くの人が亡くなられたのは津波の発生後であり、地震発生時刻である「14時46分」とするのはどうなのか、という批判の声もある。
ただし津波は、時間差があり災害発生時刻を統一するのも難しい。
そこで人の数で判断するのではなく、東日本大震災の発端である「14時46分」に統一されたようである。
黙祷の方角は「福島」を目指して
東日本大震災の被災地は広く一律で定義するのも難しいが、被害の中心地といえば福島県であることは間違いないだろう。
関東圏からは「概ね北」、関西圏からは「東北」、より北の地域からは「南」の方角で間違いないだろう。
なによりも黙祷の本来の意味は、その文字の通り「黙って静かに祈る」こと。
方角にはこだわらず、静かに手を止めてお祈りするのが良いだろう。
東日本大震災からもうすぐ8年。被災者が報われる社会を作っていくのが残された我々の使命である。
避難者の多くは地震でも津波でもなく原発事故の被害者である
内閣府からは毎年、「黙祷のお願い」という発表がされているのをご存知だろうか。
このように内閣府としては14時半から追悼式を開始し、全被害者に祈りを捧げることを国民に周知している。
現在も避難している方の多くがその後の原発事故によって引き起こされた事は忘れてはならない事として記しておく。