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ABC予想と呼ばれる数学の超難問があるのを知っているでしょうか。ABC予想は、長い間世界中の研究者が証明することができなかった超難問だ。そんなABC予想を、京都大数理解析研究所の望月新一教授が証明したことがわかった。望月新一教授とは、一体何者なのだろうか。
望月新一教授がABC予想を証明
長年にわたって数学の超難問とされてきたABC予想を、日本人の望月新一教授が証明したことがわかった。望月新一教授は、2017年8月にABC予想についての論文を、自身のホームページで公開していた。数理研が発行する数学誌「PRIMS」は、外部の数学者複数名に依頼して査読をしていた。
そして、同誌においてABC予想を証明した望月新一教授の論文が掲載される見通しとなったのだ。専門誌にABC予想の論文が掲載されれば、正式にABC予想を証明したことが認められる。ABC予想とは、1985年にD・マッサーとJ・オステルレによって提示された整数論である。
今まで数多くの世界中の数学者が、ABC予想の証明に取り組んできた。本当に、望月新一教授の論文が正式に認められれば間違いなく快挙である。今世紀の数学史上、最大級の偉業とも言われているほどだ。
望月新一教授って一体何者?
そんなABC予想の証明を成し遂げた望月新一教授だが、一体何者なのだろうか。望月新一教授は、1969年生まれの現在48歳。東京出身なのだが、父親の仕事の関係により5歳で渡米。16歳で米国の名門・プリンストン大学に進学。
1992年には、プリンストン大学で博士号を取得している。同年に日本へ帰国すると、京都大学数理解析研究所の助手となった。1996年に助教授となり、2002年には教授となっている。教授となったのが32歳であることから、いかに優れている研究者なのかがわかるだろう。
望月新一教授はABC予想の他にも、宇宙際タイヒューラー理論などについて発表している。しかし、望月新一教授の宇宙際タイヒューラー理論の論文は、他の数学者が論文を理解できないため未だに正否に決着が付いていないのだ。ABC予想も査読に時間がかかったことからも、望月新一教授の論文は数学者でも理解が難しいのだろう。とにかく、望月新一教授は凄い数学者だったのである。
日本人の望月新一教授がABC予想の証明を成し遂げた。ABC予想はフェルマーの最終定理やポアンカレ予想などと並ぶ超難問の証明だったのだ。世界中の数学者が何人も証明をしようとして挫折するほどである。それほど難しい証明を成し遂げたのが望月新一教授なのだ。実は望月新一教授はまだ48歳。これからも数学者として活躍するのではないだろうか。