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2019年になって、飲食店に勤めるアルバイトが悪意のあるいたずらを行い、動画撮影をしてSNSなどに公開するケースが増えています。
いたずらの大半は飲食店にあるまじき内容で、衛生的に清潔でなければならない厨房や販売ケースなどを汚すような行為や、販売している商品の中に指を入れる、調理する前の食材を床にこすりつけるなど、その内容は次第にエスカレートしているようにも思えます。
最近特に多くなった「バイトテロ」について、その傾向などをまとめてみました。
飲食店のバイトテロは企業イメージのダウンを招く
飲食店関係で起きたバイトテロをまとめると、次のようになります。
〇くら寿司→バイトリーダーとみられる男性がごみ箱に入れた食材を使って寿司を作る
〇ビックエコー→アルバイトとみられる男性が調理前の唐揚げを厨房の床にこすりつける
〇バーミヤン→調理用のコンロの火力を最大にして加えた煙草に火をつける(当然厨房は禁煙)
これらのバイトテロは安全でおいしい食事を提供する立場として非常に由々しき事態です。
実際、事件が発覚したくら寿司の株価は直後に大きく下落していることから、アルバイトが冗談で起こしたいたずらにしては悪質すぎるといってもよいでしょう。
コンビニでもバイトテロが相次ぐ
一方、コンビニでもバイトテロが起きる事態になっています。
〇ファミリーマート→アルバイトがペットボトルを咥えた後に商品を棚に戻す、つくねをカウンターで転がして遊ぶ(それが販売されたかは不明)
〇セブンイレブン→おでんの具材を口に入れてその後商品として戻す、たばこの箱を汚れた手で意図的に触る
コンビニの場合は食品だけではなく、その他の商品にもいたずらがなされる場合があります。
もちろん許されるものではありませんが、いずれのいたずらも深夜時間帯など人目が付きにくくなる時間帯に行われているところには注目すべきでしょう。
バイトテロが起きる原因は「ばれないだろう」と考えることにある
バイトテロは、自らがSNSに投稿していないものを含めたら、陰ではたくさん発生している可能性が高いです。
そもそも単なるいたずら心で行っている行為だったものが、自分の存在をSNSを通じてアピールしたい愉快犯に発展したのがバイトテロといえます。
実際、匿名のアカウントで投稿は本人を特定出来ないと甘く考えていたり、俗にいう「炎上」であればお望み通り注目を浴びることができる勘違いがあるのもバイトテロが無くならない原因といえます。
今後、被害を受けた企業ではアルバイト個人に対して損害賠償請求を行うことも示唆していますから、厳罰に当たる行為との認識が広まれば、バイトテロも少しは減少するかもしれません。