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日本ハムファイターズを運営する日本ハムグループが、北海道で計画している新球場建設地を北広島市に決定したことが話題になっています。
今回は、北広島ボールパークの建設場所についてまとめていきます。
北広島ボールパーク構想とは?
日本ハムが打ち出している「ボールパーク構想」は、アメリカのボールパーク(球場一体型の総合施設)を日本で実現させること。
野球場を中心に、敷地内に商業施設やアミューズメント空間を併設し、地元である北海道の貢献に繋がるものとして発表されています。
ボールパークのコンセプトは「つむぐ・つどう・つなぐ」です。
ボールパーク開業後には、人が集い、スポーツを通して生きがいや楽しみといった希望をつむぎ、ボールパーク自体を北海道のランドマークとして未来への遺産としてつなぐという基本コンセンプトの元で建設が行なわれます。
北広島市の中心街であるJR北広島駅周辺から、ボールパーク建設予定地まで、新しい人の流れを作ることで、街の活性化に繋がり、北海道経済にも寄与するものとして全道民のみならず、日本国民が注目する一大プロジェクトとなっています。
ボールパークではありませんが、基本コンセプトに近い複合施設は、これまで巨人の後楽園(東京ドームシティ)や、ソフトバンクのホークスタウンなどが有ります。
ズバリ!北広島ボールパークはここだ!
北広島ボールパークの建設予定地は、北広島市にある「きたひろしま総合運動公園」が全面的に改修されて建設されるようです。
約36.7ヘクタールと、かなりのスペースで、公園の緑と両立したボールパークが建設される予定です。
公園へのアクセスは、JR北広島駅からおよそ1.5kmの距離にあります。
予定地のすぐ北側をJR千歳線が走っているため、新駅の開業構想もありますが、距離が近いためJR側は整備に関して未定としています。
徒歩圏内としても、少し遠いため、JR北広島駅からバス便の増加などが必要になりますが、開業後の賑わい状況を見て、新駅の検討をする可能性が高いです。
ちなみに、日本ハムがメディア向けに配布した資料の見取り図では、「新駅(構想)」と記されており、日本ハムとしては、ボールパーク駅の新設を希望しています。
1年を通した運用を考えており、プロ野球シーズン中のイベントはもちろん、オフシーズンにはスキーやクロスカントリーなど、北海道ならではのスノースポーツの開催も視野に入れています。
前述した巨人の東京ドームシティや、ソフトバンクホークスのホークスタウンは、一長一短があります。
東京であれば、観光スポットとして多くの観光客などが見込まれますが、ホークスタウンは、福岡市の中心部である博多・天神エリアから遠く、2016年3月に販売不振などを理由に閉業しています。
現在は「MARK IS 福岡ももち」として、ショッピングモールの他に28建て分譲タワーマンション2棟からなる複合施設を開業しています。(タワーマンションは建設中)
郊外にあるプロ野球球場との複合施設は、ある意味で「賭け」です。
札幌市の隣にある北広島市ですが、人を集めるための起爆剤になるかどうかは、開業してみないと何とも言えません。
交通の便の問題など、多くの試練が待ち受けているのは間違いありません。
ホークスタウンのように、プロ野球だけでしか人を集められないような施設であれば、札幌ドームのままで十分だとも言えます。
一大複合施設にするためには、民間だけではなく、JRや行政など地域の主要インフラが一体となってプロジェクトに参加する必要があるのではないでしょうか?
今後の交渉に要注目ですね。