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北朝鮮籍のタンカーとベリーズ籍のタンカーが東シナ海の公海上にて、違法に積み荷を移し替えていた可能性があることがわかった。
いわゆる「瀬取り」をしていた疑いが強く、安保理北朝鮮制裁委員会に通報したという。
瀬取りを行っていたベリーズとはどんな国であり、なぜ北朝鮮は密輸を繰り返すのだろうか。
瀬取りを行ったベリーズってどんな国?
北朝鮮籍のタンカーに積み荷を移し替えて瀬取りをしていた疑いがあるのは、ベリーズ籍のタンカーである。ベリーズは、中央アメリカの北東部に位置する国だ。メキシコやグアテマラと国境を接しており、東はカリブ海に面する。
リゾート地としても有名であり、美しい海やサンゴ礁は「カリブ海の宝石」とまで言われているのだ。英連邦王国の一国で立憲君主制を採用しており、現在のベリーズ国王はイギリスの女王エリザベス2世である。
経済については、中米の国の中では開発が遅れている国だ。北朝鮮への瀬取りも、経済的に恵まれていない国だからこそ行ったのではないだろうか。
ベリーズはギャングによるマリファナやコカインのアメリカへの密輸なども行っているとされているのだ。お金のためには、危ない橋も渡るのである。
北朝鮮はなぜ密輸を繰り返すのか?
北朝鮮への密輸を行っているのは、ベリーズだけではない。過去には、ドミニカ籍のタンカーが瀬取りを行っていた疑いを持たれている。北朝鮮への密輸が繰り返されるのは、北朝鮮が苦しいことの表れだろう。
制裁決議により、北朝鮮向けのガソリンなど石油精製品の輸出量などを大幅に減らしている。
この制裁決議により、北朝鮮としては徐々に苦しくなっているのだ。そのため、関係国やメリットがある国に密輸をするように促していることが予測されている。
しかし、密輸をされていては、制裁決議の意味がなくなってしまう。制裁決議の徹底のためにも、各国が協力して警戒監視をするべきなのではないだろうか。
北朝鮮籍のタンカーへベリーズ籍のタンカーが瀬取りを行っていた疑いがある。このベリーズという国は、中央アメリカに位置する国だ。リゾート地として有名なのだが、経済発展は遅れている。
そのため、お金のために、北朝鮮への瀬取りも行ったのではないだろうか。過去にはドミニカ籍のタンカーも瀬取りを行っていた。これだけ密輸を繰り返す理由は、制裁決議の効果があるからだろう。
しかし、制裁決議を徹底させることに意味があるのであり、各国はしっかりと警戒監視して北朝鮮を対話路線に引きづり出す必要があるだろう。