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アメリカの中間選挙が11月6日に投開票され、共和党は上院で過半数を維持するも、下院で野党・民主党に過半数を奪われた。
これでいわゆる「ねじれ議会」となることが確定した。
それにも関わらず、トランプ大統領は「大成功」と主張している。
なぜ、トランプ大統領は「大成功」と言ったのだろうか。
アメリカ中間選挙の結果について
アメリカで中間選挙が行われ、上院は共和党が過半数を維持した。
しかし、下院では野党・民主党が過半数を奪うことが確実となった。
これで、来年1月からの新議会は、ねじれ議会でスタートすることになる。
そのため、民主党はトランプ大統領に対し、攻勢をかけてくることだろう。
その一方、トランプ大統領は上院選の結果について「とてつもない成功だ」とツイッターで発信。
さらに、ホワイトハウスでの会見でも、「大勝利だ」と主張したのである。
また、民主党のペロシ下院院内総務も支持者との集会で勝利宣言をしている。
そして、トランプ大統領は、ペロシ氏に対して電話で祝意を伝えたとのことだ。
なぜトランプ大統領は「大成功」と言った?
下院では野党・民主党に敗れたわけだが、なぜトランプ大統領は「大成功」と言ったのだろうか。
実は、トランプ大統領はある程度この結果を予想していたのだろう。
なぜなら、第二次世界大戦以降のアメリカにおいて、中間選挙で与党が下院議席を増やしたのは2回しかない。
これを考えると、下院での勝負で敗れることは予測できるのだ。
そのため、「大成功」という主張になったのではないだろうか。
それでも、トランプ大統領にとっては、厳しい立場になったことには違いない。
すでにトランプ大統領は、「われわれは民主党と交渉する」と発言しており、民主党へ協力を呼びかけている。
しかし、民主党はロシア疑惑の追及やトランプ大統領の利益相反行為の問題などを追求していくとみられる。
「大成功」とは言ったものの、トランプ大統領とって現実は厳しいものなのではないだろうか。
アメリカで中間選挙が行われ、上院は共和党が過半数を維持してが、下院で野党・民主党が過半数を奪取した。
これで、来年の新議会はねじれ議会となってしまう。
これに対し、トランプ大統領は「大成功」と主張している。
実は、これまで中間選挙は大統領側が敗れることが多い。
そのため、この程度なら想定の範囲内という意味での「大成功」だったのではないだろうか。
しかし、トランプ大統領としては厳しいだろう。
これまでの様々な疑惑が追及されることは確実だ。
トランプ大統領は、どうやって乗り切っていくのだろうか。