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乳児用液体ミルクの国内販売が8日に解禁されることがわかった。
乳児用液体ミルクには、育児負担の軽減や災害時の備えなどの面で期待されている。
しかし、なぜ乳児用液体ミルクの解禁には時間がかかったのだろうか。
乳児用液体ミルク解禁に時間がかかった理由について調べてみた。
乳児用液体ミルクが解禁へ!
厚生労働省によると、8月8日に製品の規格基準を定めた改正省令を交付・施行し、乳児用液体ミルクの国内販売が解禁されるとのことだ。
これにより、メーカーは原料の種類・配合などについて厚生労働省から承認を得て、成分について消費者庁の特別用途食品の表示許可を得ることによって、乳児用液体ミルクの製造販売ができるようになるのである。
液体ミルクのメリットは、封を切ればそのまま飲めることであり、育児負担の軽減や災害時の備えとして期待されているのだ。
乳業メーカーの業界団体である日本乳業協会によると、液体ミルクの国内販売までには1年以上かかる見通しとのことだ。
乳業メーカーにとってもビジネスチャンスであり、乳児用液体ミルクの解禁はプラス面が大きい。
乳児用液体ミルクの解禁に時間がかかった理由は?
これほどまでにプラス面がある乳児用液体ミルクの解禁だが、なぜ今まで国内販売が許されていなかったのだろうか。
これには理由があり、乳児用のミルクに関しては、食品衛生法の「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」によって成分規格が定められていた。
しかし、この省令は粉ミルクを想定したものとなっており、液体ミルクについては基準が定められていなかったのだ。
そのため、乳児用液体ミルクは法的に製造・販売が認められていなかったのである。
しかし、2011年の東日本大震災の際に海外からの支援物資として液体ミルクが届けられ、液体ミルクは注目されるようになった。
その後、法整備に向けて動き出し、やっと省令改正にたどり着いたのである。
とは言え、乳児用液体ミルクの国内販売までには1年以上かかる見通しなので、今後に期待したい。
8月8日から乳児用液体ミルクの解禁となる。
封を切ればそのまま飲める乳児用液体ミルクだけに、育児負担の軽減や災害時の備えとしてのメリットがある。
乳業メーカーもビジネスチャンスだけに、乳児用液体ミルクの解禁は注目だ。
液体ミルクの解禁に時間がかかった理由は、そもそも省令に液体ミルクが含まれていなかったからである。
しかし、2011年の東日本大震災に海外からの支援物資として液体ミルクが届けられ、法整備に向けて動き出していたのだ。
そして、やっと乳児用液体ミルクの解禁となったのである。
国内販売までには1年以上かかる見通しだが、今後の乳業メーカーの動きに注目だ。