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リオデジャネイロオリンピックの卓球女子団体で2大会連続のメダルを獲得した福原愛選手が10月21日、自身のブログで選手を引退することを表明しました。
3歳から競技を始めた福原選手は、「卓球少女愛ちゃん」の愛称で親しまれ、成長と共に世界に羽ばたく選手として活躍も期待されていました。
オリンピックは2004年アテネからリオデジャネイロまでの4大会で出場し、特に2012年ロンドン五輪の団体では銀メダル、2016年リオデジャネイロ五輪の団体銅メダルの獲得に貢献しました。
29歳と言えばこれからまだ活躍も可能な年齢であるはずなのに、ここに至って引退を決意したことや、あえて「引退」と言う言葉を使わない理由は何なのでしょうか。
理由1 選手活動に未練があるから
卓球を取り巻く環境は大きく変わっています。
特に日本国内では、10月24日に開幕するプロ卓球の新リーグ「Tリーグ」がスタートしますが、福原さんはリーグの理事を務めることになっています。
実際、福原さんも理事活動など選手以外の活動をするうちに「選手としての立場に一区切りつけることを決意した」とブログで語っています。
とは言いつつも、華やかなプロリーグで自分も選手として活躍したい気持ちはなかなか捨てきれないものでしょうから、環境と体力が整えば選手復帰もしたいと考えているゆえに言葉を選んでいるのかもしれません。
理由2 育児が落ち着いたら復帰する気持ちがあるから
福原さんはリオ五輪台湾代表の江宏傑選手と結婚し、「生活の地盤を固めてから次のステージに進みたい」と競技を続けることを明言していました。
そして2017年10月には長女を出産し、その後は育児に励みながらTリーグ理事としての活動を行い選手としての活動は行ってきませんでした。
今後育児が待ち受けていることを踏まえて、あえて引退と言う言葉は使わなかったまでも、
逆に育児が落ち着いたらその時の状況で選手復帰することを希望しているのかもしれません。
理由3 関係者に制止されているから
業界関係者から言わせれば、福原さんは卓球界のシンボルです。
選手としてだけでなく、さまざまな立場で卓球界のために頑張ってほしいというのが関係者の希望でしょう。
選手としての活躍は、既に多くの後輩選手が世界の強豪選手となって活躍しているので、福原さんには選手と言うよりはむしろ競技のパイオニアとして関わって欲しいという意向が福原さんにも伝わったのでしょう。
福原さん自身はまだまだ競技者として活動したい気持ちがあるでしょうが、「卓球界のために」と言われれば断りきれなかった部分もあるのでしょう。
福原さんが幼少期から頑張ってきたおかげで、卓球がメジャーなスポーツになりました。
今は福原さんの背中を見て頑張ってきた後輩たちが世界でも通用する選手になって活躍しています。
福原さんと言う存在は卓球界にとっては偉大な存在ですから、今後も何らかの形で卓球界、いや日本スポーツ界のために活躍して欲しいものです。