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90年代の後半に人気を博した小室哲哉率いるglobe。昨年デビュー20周年を迎えた。そのglobeがいま再び話題になっている。
200万枚以上も売り上げたglobeの代表曲であるDEPARTURES。実は、この曲はMVが制作されていなかった。今回、そのMVを20年越しで完成させたことで話題になっているのだ。
当時、globeの活動や、他のアーティストのプロデュースで非常に忙しかった小室哲哉は、MVの制作などする時間がなかったのだという。そのことを心残りに思っており、今回globeのデビュー20周年を機会に、これまでMVをつくれなかった作品のMVを制作するプロジェクトを開始した。
今回のDEPARTURESのMVの主演女優は三吉彩花だ。19歳とは思えない大人びたルックスと、抜群のスタイルで人気急上昇中の女優だ。実は、三吉彩花はDEPARTURESが発売された1996年生まれ。MVの監督を務めた薮内省吾曰く、突き抜けた愛の世界観でも普通に立っていられる、ということで三吉彩花へのオファーが決まったそうだ。
確かに、ひたすらに女優の表情と、景色が流れる動画だ。三吉彩花以外、誰もこの役を務めきれなかったはずだ。演技力というよりも、素材の持つオーラや雰囲気がものをいう作品になっている。誰でもできるような演技ではあるが、この作品は三吉彩花でなければ成り立たないだろう。
MVの世界観とは?
DEPARTUREは、失恋の絶望を感じさせる曲だ。冬の寒いイメージと、失恋によって胸を締め付けられるイメージが、歌詞とKEIKOの歌とメロディによって表現される。どこまでも限りなく続く、果てない想いを表現した曲だ。
三吉彩花は、クールなルックスの中にも、重さを感じさせる女優だ。19歳とは思えない、何かとんでもない経験をしてきたかのような、貫禄さえ感じさせる存在感を放つ。
その三吉彩花が、猟銃を持ち、雪山で絶望感に打ちひしがれている。なんとも心に重くのしかかるような映像だ。
監督の薮内省吾はこのようなコメントを出している。
愛の世界が引き起こす悲劇。その悲劇からの脱却。これが今回の「DEPARTURS」MVのテーマです。人は愛によって救われ、愛によって傷つく。今回、三吉彩花さんには、一度は愛によって全てを与えられ、そして、全てを奪い取られた。そんな女性を演じてもらいました。一人で雪山へと向かい、そこで彼女は何を想い、何を感じ、そして何と訣別するのか。愛と対極にあるものに向かおうとする時、彼女は自分自身をも否定するのでしょうか。儚さと美しさは同じコインの裏表。彩花さんはそんな演技を見せつけてくれました。凄まじいです。
まさにこのコメントの通り、愛の深さ、重さを感じさせる演技が三吉彩花にはある。
今後の活躍が期待される。