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今年もハロウィンの季節になりました。
今年のハロウィンは平日の水曜日ということもあり、27日の土曜日と28日の日曜日が渋谷ハロウィンパーティーの実施日となりました。
今回は、渋谷ハロウィン2018で起こったトラブルについてまとめていきます。
軽トラ横転だけではなかった!?
Twitterで拡散された動画には、渋谷の交差点内で立ち往生していた軽トラックが横転させられるという衝撃的な事件が起こり、ワイドショーやニュースでトップニュースになっています。
しかし、今年の渋谷ハロウィンではそれ以上に悪質な事件が発生していました。
実際に今回の渋谷ハロウィンでは5人の逮捕者が出ています。
容疑は、暴行、盗撮、痴漢で、暴行で3人、盗撮と痴漢でそれぞれ1人です。
一昨年くらいから、渋谷ではハロウィンなどのイベント時には警察が出動し、大きな騒ぎにならないように目を光らせていましたが、今年は最も悪質な事態になってしまったようです。
どうして渋谷は騒ぎが起きやすい?
実際、なにかお祭りごとになると、渋谷は騒ぎが起きやすいです。
というのも、全国キー局が報道しやすい場所にあるということと、日本最大の若者の街であるという点から、注目を集めやすいのが原因と言えます。
また、渋谷区の行政もナイトタイムエコノミーという制度を奨励していたのも要因の一つと言われています。
ナイトタイムエコノミーとは、「居酒屋やナイトクラブなど、一般的に夜遊びをイメージするものだけでなく、夜間医療や24時間体制で私たちの生活を支えるインフラなど、日没から翌朝までに行われる経済活動の総称」です。
これが結果的にハロウィン騒動を増長することになってしまい、今回の事件が起こりやすい状態になったというのが、有識者の見解です。
ちなみに、渋谷以外でも、日本にある多くの歓楽街では、渋谷と同等、もしくはそれ以上の騒ぎに発展していることはあまり知られていません。
南は福岡の天神地区でのゴミ放置や盗撮、暴行、痴漢騒ぎ、大阪での暴行など、大都市ほど、ハロウィンで騒動につながるケースが多いようです。
ハロウィンだけが注目されていますが、実は今回と似たような事件が今年の7月~8月にかけても起こっていました。
それは、日本が大躍進したロシアW杯の日本戦開催日です。
街中が日本代表のユニフォームを着た若者たちで埋め尽くされ、痴漢騒ぎや盗撮騒ぎになり、ニュースになったのは記憶に新しいでしょう。
今後は、平成最後の大晦日を迎えるということもあり、ハロウィン以上の騒ぎになる可能性も指摘されています。
今回の報道では、日本人の恥部を諸外国に披露してしまった形になりました。
もちろん海外でも渋谷のような騒ぎが起こっていることは否定しません。
だからと言って日本でも同様の騒ぎを起こしていいという理由にもなりません。
W杯では、観戦後のごみ拾いで、多くの日本人が称賛されたのに対し、今回のハロウィンでは、嘲笑されています。
「バカな日本人」。
そう報道されている現実を、当事者である若者だけではなく、取り締まる側の行政や警察も肝に銘じておく必要があるのではないでしょうか?