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晴れ着のレンタル・販売会社「はれのひ」が、成人式の1月8日に突然閉店して新成人に振り袖が届かない事態となった。県警には多くの相談が寄せられ、詐欺容疑などでの立件を視野に入れながら捜査が動き出している。「はれのひ」の不祥事は何が原因で起きたのだろうか。
はれのひの不祥事の原因とは?
成人式に振り袖が届かない不祥事を起こした「はれのひ」。成人式の1月8日に突然閉店し、新成人客に振り袖が届かなかったのだ。「はれのひ」の不祥事の原因は、債務超過によるもので資金繰りの悪化によるものだろう。この会社の負債は、6億円以上にのぼることがわかっている。また、「はれのひ」に商品を納入していたある会社によると、2016年11月ごろから支払いが滞っていたという証言もあるのだ。
さらに、従業員給与の支払遅延が発生するなど、資金繰りが苦しかったことが窺える。他にも「はれのひ」は、資本金を1千万円と公表していたのだが、1月9日時点の商業登記簿では150万円だったとのことだ。資本金を大きくみせ、信用性を高めようとした疑いもあるのだ。成人式に起きた「はれのひ」による不祥事は、債務超過によって資金繰りが悪化したことによるものが原因だろう。
計画倒産や詐欺の疑いも
「はれのひ」には計画倒産や詐欺の疑いもある。不祥事の原因は資金繰りの悪化であるが、すでに昨年の段階で厳しい経営状況であったことがわかる。そして、成人式当日に突然閉店したとあって、計画倒産の疑いも持たれているのだ。すでに県警も動き出しており、詐欺容疑などでの立件も視野に入れているという。
「はれのひ」の社長である篠崎洋一郎氏は現在でも、連絡が取れていない状況のようだ。行方不明であり、ネット上では海外逃亡したとの噂まで流れている。篠崎氏は、今回の不祥事について公の場で説明するべきだろう。県警による捜査で、今回の事件の詳細を解明してもらいたい。
成人式当日に突然閉店した「はれのひ」だけに、計画倒産の疑いがある。成人式に振り袖が届かない不祥事の原因は、資金繰りの悪化とみられている。業者や従業員への支払遅延の証言があり、苦しい資金繰りだったことがわかっているのだ。
不祥事を起こした「はれのひ」だが、社長の篠崎洋一郎氏は現在行方不明だ。海外逃亡説まであるのだが、社長として公の場で説明する責任があるだろう。その一方で、民間企業による被害者救済の動きが始まっている。着物業界のイメージダウンにならないためにも、被害者が少しでも救済されるようになってもらいたい。