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米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設をめぐる問題で、来年2月の工事中止を求め、署名活動が活発化しています。
この署名活動に、人気タレントのローラさんも賛同し、彼女のInstagram上で署名活動を呼び掛けているのですが、沖縄出身でもないローラさんの行動に疑問を持つ方も少なくありません。
今回は、ローラさんが辺野古工事停止を呼びかける理由についてまとめていきます。
辺野古移設工事反対署名運動に参加している著名人たち
辺野古移設に伴う工事中止を呼び掛けているのは、ローラさんだけではありません。
沖縄出身の著名人が辺野古移設中止を呼びかけて、ネット上での署名活動に賛同しています。
タレントのりゅうちぇるさんや、ロック・バンド、アジアン・カンフー・ジェネレーションのボーカル、後藤正文さん(Gotch)、Base Ball Bearの小出祐介さん、ミュージシャンの七尾旅人さん、ソウル・フラワー・ユニオン、音楽評論家の湯川れい子さん、タレントのラサール石井さん、東ちづるさん、うじきつよしさん、映画監督の塚本晋也さん、想田和弘さん、作家の平野啓一郎さん、盛田隆二さん、哲学研究者の内田樹さん、映画評論家の町山智浩さん、ジャーナリストの清水潔さん、津田大介さん、お笑いコンビ、ウーマンラッシュアワーの村本大輔さんらも辺野古移設工事署名活動に賛同しています。
この署名活動は、「We the people Okinawa」というアメリカホワイトハウスに向けた嘆願サイトで、開始から30日以内に10万筆が集まれば、アメリカ政府は何らかの回答をする規定になっている公的なサイトです。
既に、目標となる10万票は集まっており、現在はサイト上位に表示されるように、署名数を一筆でも多く集めようという動きにシフトしています。
なぜローラが署名活動に参加したのか?
今回の辺野古移設工事反対運動に、沖縄出身ではないローラさんがスポットを浴びているのでしょうか?
その理由の一つが、Instagram上での彼女のフォロワー数です。
日本国内ではフォロワー数1位の渡辺直美さん(840万人)に次ぐ520万人のフォロワー数を持っているローラさん。
フォロワーの1%が署名活動に賛同するだけでも5万筆が集まってくることもあり、その影響力の大きさが話題になっています。
ローラさんは元々社会貢献活動に熱心なタイプで、これまでもプラスチックゴミ問題や、ユニセフへの募金活動など、チャリティの意識が高いことでも知られています。
今回の行動も、そうしたチャリティ意識が生んだ行動だったのではという意見が多く上がっています。
一部では、「売名行為」という批判もあります。
それでも出身地でもない沖縄のために行動したことは称賛されるべきことであり、誇らしいことに間違いありません。
今回の報道には大きな違和感があります。
確かに、県出身ではないローラさんが、沖縄のデリケートな問題に対して「署名」という形でチャリティを行なったことは「なんで?」という疑問が生まれてくるのは理解できます。
しかし、ここまで大きく報道することが、ローラさんにとってプラスになるのかという疑問もわいてきます。
事実、ネット上では、称賛されるべきローラさんが批判の的になっています。
本来議論されるべきは、署名を集めた著名人ではなく、署名がホワイトハウスに届いて、辺野古基地移設問題が進展することのはず。
肝心の論点をローラさんに持っていくのは、報道側のお門違いな感じがします。
実際、ローラさんが署名活動に参加しなくても、10万筆を達成するのは時間の問題だったでしょう。
日本政府の対応に納得できない沖縄県民が、直接現地の声をトランプ大統領に届けるという行為について日本政府はどのように対応するのでしょうか?
ローラさんやりゅうちぇるさんといった著名人が、自分たちの活動のリスクになるとわかっていても、しっかりと行動したことに対して答えてあげるのが筋ではないでしょうか?
今後の進展から目が離せませんね。