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九州地方から中国地方にかけての記録的な大雨により、多くの方が避難されています。
緊急避難警報などが発表され、対象地域に住んでいる方たちは、行政で決められた避難場所に一時避難をします。
避難場所には最低限の就寝スペースがあるだけで、布団や食べ物などは用意していない場合がほとんどです。
自分たちで避難グッズを用意しなくてはなりませんが、実際に避難を経験したことがない人は、何を用意するべきかということさえ分からないと思います。
今回は、避難時に最低限持っておきたい避難グッズについて解説していきます。
最低限と言いながら複数の便利グッズを進める防災サイト
避難グッズは、東日本大震災以降、多くの企業から色々な種類のものが発売されています。
どの避難グッズも必要なものや便利なものが収まっていますが、実際に必要なものはその一部なのです。
また、インターネット上のサイトで紹介されている防災グッズに関しても、代用できるものや、あまり使用頻度が高くないものが含まれており、それを全て揃えて避難所に持ち込むにはちょっと多すぎる場合もあります。
本当に避難時に必要なものは、その災害の種類によっても大きく変わってきます。
今回の大雨の場合では、1日~3日程度の避難生活に対応した避難グッズが必要です。
大雨災害時の避難グッズで最低限用意したいもの
避難グッズの考え方は基本的に「衣食住」に「情報」の要素を加えたグッズを用意します。
まず大雨の場合ライフラインとなる「水」と「電気」が遮断される可能性が高いです。
大雨だから水は大丈夫と思うかも知れませんが、浄水場は基本的に屋外です。
飲み水の殺菌ができないと、生活用水としては利用できますが、飲み水としては利用できません。
その為、飲み水の確保は最低限必要です。
食べ物に関しては水を使って調理しないものを3日分程度用意しておきましょう。
メジャーなのが、乾パンなどですが、基本は「栄養価が高い」、「味がついている」、「軽い」ことが前提です。
便利なのが、「高野豆腐」と「乾物」です。
高野豆腐は、持ち運びにも便利で乾パンほど値段が高くありませんし、栄養価も高いため、塩などをかけて食べれば立派な非常食になります。
乾物とは「おつまみ」のことですね。
できれば塩味が強い「魚系」の乾物がよいでしょう。
避難生活でもっとも懸念されるのは、暑さや緊張による「発汗」です。
避難場所で脱水症状になるという報道を聞いたことがあると思いますが、それは塩分の不足が主な原因です。
大量に乾物を食べると、口が乾いて水を大量に飲みたくなりますが、少量の乾物は塩分の補給にとても最適な非常食になります。
水や食料は、大雨災害の場合、行政から支給されることが多いです。
また、避難場所に備蓄している食料がある可能性もあるため、それほど神経質に保存する必要もないでしょう。
次は「住」です。
避難場所があるため、「住」で使うものは就寝具ですね。
寝袋や毛布などが一般的ですが、あったら便利なのが「キャンプ用のマットレス」です。
体育館や公民館の床は基本的にタイルや木床なため、その上に毛布を敷いても、中々快適な睡眠にはなりません。
外が大雨であれば、冠水の心配などでストレスも溜まり、十分に睡眠をとることは出来ません。
ストレスを軽減するためにも、毛布の下に敷ける「持ち運びに便利なマットレス」は重宝します。
マットレスが無い場合には段ボールを敷いて代用もできますが、持ち運びには便利ではないため、あまりおすすめできません。
「情報」はポケットラジオなどが一般的ですが、電池も備蓄しておかなければならないため、手動で電力を供給できるものがいいでしょう。
今はスマートホンの充電もできる手回し式のラジオ兼懐中電灯が販売されていますので、それが一つあれば、電池などの購入をしなくてもよくなりますし、スマホの充電も可能になります。
忘れてはならないのが、「持病がある人の薬」です。
毎日何かしらの薬を飲んでいる方の場合、薬がないことで重篤な状態になる場合もあります。
いざというときに持病の薬は忘れないようにしましょう。
東日本大震災や熊本地震、九州豪雨などここ数年は多くの災害が日本を襲っています。
地震や台風などの災害大国でもある日本で、災害に対する意識が低いのは致命傷になりかねません。
避難グッズで最低限必要なものを調べたり、必要な防災グッズを購入したりすることは、自分の命を守るために「最低限必要な」意識なのではないでしょうか?