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人事異動が発表される時期になると、自分の異動も気になるが同僚の行き先も気になるもの。異動が決定した相手へ避けて通れないのが今までの感謝や激励の言葉だが、栄転か左遷か判断を付けにくいときはどうやって声をかけるか悩むところだろう。
栄転と受け止めていれば激励の言葉だけでも十分だが、もし相手が異動をプラスとして受け止めていない場合は気付付けてしまう可能性がある。
そんなときにどのように声をかければいいか、失敗しにくい言葉選びを考えてみた。
まず知っておくべきこと。本人の異動の受け止め方
まずは相手が異動を命じられてどう思っているのかを観察するべきだろう。人事異動は書類をぱっと見ただけでは栄転か左遷か、それとも欠員による人員補充なのか判断がつけにくい場合がある。
一見左遷に見えても異動先で役職が上がったり、逆に栄転に見えてもそれ以上出世できず左遷扱いになる事もあるためその場での判断は難しい。
のため、受けた本人が今回の異動をどう捉えているかを把握しておかないと、激励や感謝の言葉が逆の意味に取られてしまいかねない。さらにマイナスに受け止めていた場合でも、あまり強引に踏み込むと不躾な印象を残してしまう。
一方で感謝の言葉に関しては、相手がどのようなタイプの人間でも失敗の少ない声かけになるので、これをベースにして相手に合わせた言葉をかけるといいだろう。
それでは実際に、タイプ別に合わせた声かけの仕方を紹介していこう。
まず1つ目は、同僚に弱いところ見せたがらない人の場合だ。職場によっては年齢層も幅広く、誰もが悩みを聞き出しやすい状況ではないだろう。同年代であっても深い部分の悩みを吐き出さない人は多い。
そういう相手には強引に悩みを聞き出すより、本人の自信の持っている部分が次の異動先でも活きるだろうということに焦点を置いて感謝とともに伝えるのはどうだろうか。
逆に2つ目は、自信のなさが異動先へのマイナス感情につながっている人の場合だ。これは本人の自信のないところを今までの仕事ぶりと絡めて肯定してあげるといいだろう。
自分に自信がない人は一度落ち込むと引きずる人も多いので、もし親しい相手なら話しやすい場所で相談を促してみよう。
最後の3つ目は、あえて励ましの言葉を加えないというのも相手次第では候補に入る。
はっきり言えば、職場の中には普段ほとんど関わらず親しくもない相手が一定数出てくるものだ。そういった相手に急に距離を縮めて相談に乗ろうとしても引かれてしまう場合もある。
なので、あくまで今まで感謝の言葉や体調を気遣う程度にとどめるのも、お互いの距離感次第では選択肢に入る。
どうだったろうか。どんな声かけも相手を見極めなければ効果は半減してしまう。まずは感謝の言葉を述べつつ、相手の性格に合わせて臨機応変に対応していこう。