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来る12月23日今上天皇の誕生日が祝われる。意外と知られていないのが、「一般参賀」というものだ。
一般参賀は年二回行われ、今度の天皇誕生日と1月2日に文字通り天皇陛下が一般にお顔を見せられる。
お顔を拝見できる数少ないチャンスで、毎年二万人以上の人が駆けつける。今回はこの一般参賀、行き方や混雑予想と終了後の観光スポットまで、詳しく説明したい。
行き方や混雑予想は?
この一般参賀への行き方だが、特に参加資格などはなく外国の人でも入れるので、文字通り一般に向けて皇居が開放される。
開放と言っても自由に歩き回れる訳ではなく、セキュリティの面などからも、参入門、退出門というのが決まっている。もちろんボディーチェックや手荷物預かりもある。
まず参入門だが、皇居正門の二重橋と決まっている。最寄り駅はJRが東京駅、有楽町駅となっていて、地下鉄有楽町線が有楽町駅、桜田門駅となっている。
地下鉄東西線は大手町駅、地下鉄半蔵門線も大手町駅で、地下鉄丸ノ内線は大手町駅、東京駅、霞ヶ関駅で、地下鉄三田線が、日比谷駅、大手町駅となっている。
最後に地下鉄千代田線が大手町駅、日比谷駅、二重橋前駅、霞ヶ関駅となっている。東京のど真ん中なので、駐車場はないが、アクセスはとても便利だ。
また東京駅からも徒歩で行けるため、遠方の人でも迷わないだろう。
服装についてだが、特に制限や指定はなく、普段着でかまわないということだ。しかし登り坂などもあるため、ハイヒールや、下駄履きの人は注意してほしい。
三万人近くの人が集まるので混雑は予想されるが天皇皇后両陛下のお出ましの時間は、一回目午前10時20分頃、二回目午前11時頃、三回目11時40分頃となっている。
一回目に間に合わなくても大丈夫だが、正門の開いている時間が午前9時30分から、午前11時20分となっているので、注意が必要だ。
また、皇居前広場はEXILEが天皇陛下に奉祝曲を披露した時にも使用された場所で、その時三万人の人が集まっても大丈夫だったそうだ。仕切りがありスムーズに動けるし、警官も配備されているので安心だ。
また電車の混み具合だが、こちらはちょっと混雑していると言うぐらいで、特に超満員ということはない。
終わった後のオススメ観光スポットは?
今年は、三連休と天皇誕生日が重なることからより多くの人が駆けつけると思われる。遠方から来た方のためにも、観光スポットなどを紹介したい。
皇居自体が観光スポットとなっているのだが、そんな皇居も交えて紹介していく。
まず、皇居大手門だ。一般参賀などではなく、観光客として利用する際おそらくここの門を利用するのが一般的で、江戸時代からの建物で非常に大きな門で、門自体も見ごたえがあり、門を入ると東御苑となる。
次に紹介するのが、皇居東御苑だ。旧江戸城本丸跡で、数々の歴史の舞台に登場し、季節ごとに色々な花が咲いているので、整備された美しい景観が楽しめることだろう。
さらに、皇居から程近く、アクセス的にも便利なのが東京国立近代美術館だ。「近代」と言う名の通り明治から現在まで年代順に作品が並んでいる。口コミを見ると非常にゆっくり鑑賞できる。ということなので一度は行ってみてほしい。
最後に紹介するのが、靖国神社だ。ここでは、幕末の志士に始まり、ペリー来航以降の日本の国内外の事変、戦争等国事に殉じた軍人軍属等の戦没者を「英霊」として祀っている。
一般参賀についてまとめてきたが、国民の象徴である天皇陛下だけに、総理大臣をはじめ数多くの人の対応もしなくてはいけないのだとか。
そのスケジュールは分刻みだそうで、その忙しい中、参賀した人のために、お顔を見せられる。
今年はお気持ち表明があったことや、連休と重なることから多くの人が参賀するものと見られる。是非皆さんも参賀してみてはいかがだろうか。