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今年もインフルエンザのシーズンがやってきました。
連日インフルエンザによる集団感染や、小学生の死亡などインフルエンザが原因で命を落とすニュースが流れています。
今回は、これまでに報道されているインフルエンザの報道についてと、外出時にインフルエンザにならないようにするための対策をまとめていきます。
2019年のインフルエンザ報道
2019年のインフルエンザ報道で、一番話題になったのは、兵庫県の老人ホームで入所者74人が集団感染したニュースです。
感染した74人のうち、71歳~99歳までの7人がインフルエンザ発症後にお亡くなりになりました。
最初に感染したのは、老人ホームの職員1名だったという事で、大きな波紋を広げています。
他にも北信地方の小学生1人がインフルエンザに感染したことが原因で命を落としました。
子供や高齢者、呼吸器系に持病がある人はインフルエンザ感染後に重症化しやすいため、インフルエンザの予防対策を徹底するようにと呼びかけ強くしています。
インフルエンザを知ることが予防の第一歩
インフルエンザの予防と一口に言っても、インフルエンザがどのように感染するかを知らなければ正しい予防はできません。
インフルエンザの感染経路は「飛沫感染」と「接触感染」です。
飛沫感染は、くしゃみや咳、つばなどの飛沫と一緒にウイルスが放出され、感染していない別の人がそのウイルスを吸い込むことで感染することです。
主な感染場所は、人が多い満員電車の中や、学校、職場などが挙げられます。
接触感染は、飛沫感染と密接な関係を持っています。
インフルエンザに感染している人に触るだけでは、インフルエンザに感染しません。
インフルエンザに感染している人がくしゃみなどを手で押さえて(飛沫感染防止のため)、その手で周りの物に触れてウイルスをばら撒くことです。
別の人がその感染した物に触れ、そのウイルスを触った手で口や鼻などに触れることで粘膜から感染します。
主な感染場所は電車のつり革、ドアノブ、スイッチなど不特定多数の人の手が触れる場所で感染しやすいです。
これらの感染経路からインフルエンザの予防を考えていきましょう。
まず飛沫感染の予防として「マスク」の着用は必須です。
手袋も効果的と言われていますが、毛糸などの素材はインフルエンザウイルスを通してしまうため、まったく意味がありません。
手袋で接触を避けるのであれば、ゴム手袋などの無機物素材の物を使わなければ手袋は予防の手段にはなりません。
外出を控えるといっても、学校は学級閉鎖などがありますが、社会人は会社閉鎖が無いため、どうしても予防をしなくてはいけません。
マスクの着用をしていたとしても、満員電車の中でマスクの隙間からインフルエンザウイルスが侵入してくることもあるため、安心してはいけません。
マスクはただ着用するのではなく、隙間の無い自分に合ったサイズの物を選びましょう。
屋内に入ったら、必ず手洗いをします。
これは接触感染の危険性を減らすためのものです。
ウイルスが手指に付着していた場合、二次感染、三次感染に繋がってしまいます。
またうがいを推奨されていますが、うがいは、水、うがい薬の他に、緑茶うがいが最近話題になっています。
緑茶に含まれている成分がインフルエンザウイルスから喉や口の中の粘膜を守ってくれる研究成果が出ています。
基本的には「手洗い」、「うがい」、「マスク」の3種の神器が必須だという事です。
インフルエンザ回避のためには、こうしたインフルエンザの感染経路を理解した上で行動することが重要です。
ウイルスに感染した手指を洗わずに食べ物を食べたりすることでも感染します。
インフルエンザ対策は、一人一人の心構えがとても重要な対策になります。
皆さんもインフルエンザ対策はきちんと意識して行なうようにしましょうね。