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今年も猛威を振るっている「インフルエンザ」。
1月25日に厚生省が発表した医療機関受診者数、累計で542万人に上っていることがわかっています。
最近話題になっているのは、このインフルエンザではなく「隠れインフルエンザ」という言葉です。
今回は、隠れインフルエンザの症状について、普通のインフルエンザと何が違うのかについてまとめていきます。
隠れインフルエンザと普通のインフルエンザの最大の違い
多くの方が勘違いされているかも知れませんが、隠れインフルエンザとは、インフルエンザを罹患している人が、あえて周囲に明かさずに活動していることを指します。
インフルエンザの症状という意味では、普通のインフルエンザも、隠れインフルエンザも同様の症状であるということです。
インフルエンザを罹患しているのに、「軽い風邪だろう」と思い込んでいる人も隠れインフルエンザの部類に含まれます。
隠れインフルエンザの人の特徴は、「インフルエンザの予防接種を受けているから大丈夫」、などと、自分はインフルエンザに罹らないと思い込んでいる人がなりやすいと言われています。
最近の報告では、インフルエンザの予防接種を受けていたとしても、違う型のインフルエンザに罹る場合があります。
これまで経験したことのないインフルエンザの型の症状を軽い風邪か何かだと思い込んでしまうケースもあるようです。
隠れインフルエンザ対策は?
以前のブログでもお伝えしましたが、インフルエンザの流行シーズンは、インフルエンザの感染経路をきちんと把握した上で予防することが最も重要です。
インフルエンザの感染経路は、「飛沫感染」、「接触感染」、「空気感染」の3経路です。
飛沫感染は、インフルエンザを罹患している人の咳やくしゃみなどでインフルエンザウイルスを含んだ鼻水や唾液を周囲に飛び散らせることでインフルエンザウイルスが拡散されます。
飛沫を吸い込まないように、人が多い所ではマスクの着用はマストで行なうべきです。
隠れインフルエンザ対策には最も有効でしょう。
接触感染とは、飛沫感染の延長線上の感染経路です。
くしゃみや咳を手で抑え、インフルエンザウイルスが手に付着します。
そのウイルスが付着した手で、つり革や手すり、ドアノブを触ることによってウイルスが二次感染する経路です。
こまめな手洗いをすることである程度予防できますが、手洗いの方法によっては、ウイルスが付着したままになってしまうため、しっかりとした手洗いをすることが求められます。
最後が空気感染です。
基本的に空気感染はしないと思われているインフルエンザですが、実はインフルエンザウイルスは、適度な環境下に置いて空気中に浮遊するという特性があります。
隠れインフルエンザの人と同じ空間にいて、ウイルスが生息しやすい環境であれば、空気中に飛散したインフルエンザウイルスが空気を通じて感染してしまいます。
同じ空間内の環境をウイルスが生息できないような状態に保っておくことが重要です。
加湿器などで室内湿度を高くしておき、適度に空気の入れ替えを行なうことでインフルエンザウイルスの空気感染を防ぐことが出来ます。
隠れインフルエンザは、ある意味日本が生んだ言葉なのかも知れません。
インフルエンザの猛威は、経済界に大きな影響を与えます。
インフルエンザに罹患すると最低でも5日~10日は絶対安静且つ、不要な外出禁止という会社も少なくありません。
しかし、重要なポストや責任が重い仕事を任された場合、インフルエンザに罹患しても、その事実を隠してでも会社に出社するというのは、日本人特有の行動と言えるでしょう。
自分や会社の一部の人間は出社して仕事をすることが美徳と思うかも知れませんが、隠れインフルがいることで、周りの関係のない人達までもインフルエンザに罹る可能性が高くなるのですから、たまったものではありません。
今後インフルエンザは2月~3月期に流行するB型やC型がやってきます。
一度治ったから大丈夫ということではなく、流行シーズンには常に隠れインフルエンザ対策を行なうようにしましょう。