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秋から冬にかけてはプロ野球選手の戦力外通告が相次ぐ時期で、スポーツ選手自らが引退を表明することも多くなります。
プロとして報酬を得ていた選手たちも、引退すればたちまち無報酬になるので、その後の生活が苦しくなってしまうようです。
では実際にスポーツ選手が引退した後に、どのような職に就くことが多いのでしょうか?
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その1 指導者や評論家
最も多いパターンが、その競技の指導者や評論家に転身することです。
例えば、プロ野球選手の場合はコーチや監督になることも出来るし、その職がなくても評論家として活動することは可能です。
プロ野球選手以外の場合も同様の場合が多いですが、競技人口やチームの数は競技ごとに異なるので、コーチになりたくてもチームが少なかったり、競技人口が少なければ評論する機会もないので、生活していけるだけの報酬は得られないことが多いです。
ですから、人によっては個人的に「野球塾」「体操スクール」などを開講してアマチュアの指導に携わり指導料を得て生計を立てていく人もいます。
その2 タレント
協議によっては現役時代に知名度を挙げている人もいるので、そのような場合はタレントとして活躍することも出来ます。
例えば、プロ野球選手でタイトルを獲得したような選手やチームの人気選手、その他オリンピックでメダルを取った選手や、サッカー日本代表としてゴールを挙げたことのある選手も知名度が高いと言えるでしょう。
それらのレベルの選手ならばタレントとして活動して生計を立てることも出来るでしょうが、ただスポーツについて語るだけではなく、バラエティ番組でのトークにうまく対応するなど、プラスアルファの能力も必要でしょう。
それらがないと、最初は重宝がられていても次第に需要が無くなってテレビ出演なども皆無になってしまうでしょう。
その3 経営者
スポーツ選手はその人脈の広さが事業を興して経営者になるために大いに役に立ちます。
例えば相撲を引退した力士がちゃんこ料理屋を開くことが多いですが、これはその力士が所属していた親方の人脈で「タニマチ」と呼ばれる支援者を確保していて、その支援者から資金の提供を受けて元弟子の生活を保障するために行われています。
プロ野球選手の場合も現役時代の交友関係が広いこともあり、飲食業を経営して成功する場合も多いです。
いずれの場合も、現役時代いかに注目を集めて、人脈を広げておくことができるかが経営者になれるかどうかのカギを握っているようです。
スポーツ選手は引退してからの人生の方が長いので、現役時代にしっかり稼いでおかないと老後の生活が成り立ちません。
たまにプロスポーツ選手が犯罪を犯して逮捕されることがありますが、現役時代の派手な生活を収入源になってもやめることができず犯罪に手を染めることも多いようです。
スポーツを観戦する側の私たちは、選手たちから夢や感動をもらいますが、選手の側からすれば自分の長い人生の保証はされないのですから、なんだか切ない気持ちにもなってしまいます。
引退後の人生まで含めて、プロスポーツにおける「セカンドキャリア」を、今後は考えていかなくてはならないと思います。