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10月15日、昭和大学は医学部の入学試験において不正があったことを公表した。
不正の内容は、現役受験生と1浪の受験生に加点し、同窓生の親族を優先的に補欠合格させていたとのことだ。
医学部の不正と言えば、東京医科大学で発覚し、複数の大学で男女もしくは浪人年数などに差を設けて不正があったことがわかっている。
なぜ複数の大学で同じような不正が行われていたのだろうか。
昭和大学でも不正入試をしていたことが発覚!
昭和大学の医学部の入学試験にて、不正が行われていたことがわかった。
昭和大学では、2浪以上の受験生が不利になるような得点操作し、同窓生の親族を優先的に補欠合格させるという不正が行われていた。
昭和大学によると、医学部の一般入試において、現役の受験生には本来の得点に加えて10点をプラスし、1浪の受験生には5点を加点していたとのことだ。
その一方で、2浪以上の受験生には加算していなかったという。
また、一般選抜Ⅱ期入学試験において、昭和大学同窓生の親族を優先的に補欠合格させていたとのことだ。
この問題で文科省の柴山昌彦文部科学相は、不利益を受けた受験生を救済するように大学側に求めている。
大学側も、誠実に対応するとしている。
複数の大学で同じような不正が行われていた理由とは?
医学部の不正入試については、昭和大学だけではない。
東京医科大学での不正入試が発覚後、複数の大学で男女もしくは浪人年数などで取扱いに差を設け、不正入試があったことが判明している。
複数の大学で同じような不正が行われていた理由は、医療の現場にあると言えるだろう。
現場が求めているのは、若くて体力がある人材である。
医師としての勤務は、体力が必要であり、激務でも耐えられる人材を欲しているのだ。
そのため、できるだけ現役受験生や1浪の受験生など、若い受験生を合格させたかったのである。
また、女性は出産や結婚で現場を去るリスクがあるため、やはり男性を優先したいという現場の思いがあるのである。
もちろん、だからといって不正が正しいわけではない。
今後、このような不正はなく、公平な入試を実施してもらいたい。
昭和大学の医学部でも、不正入試が行われたことがわかった。
昭和大学では、現役受験生と1浪の受験生に加点し、2浪以上の受験生には加点なしという得点操作を行っていたのだ。
また、同窓生の親族を優先的に補欠合格させていた。
複数の大学で似たような不正入試が行われていた理由は、医療現場にある。
医師は激務であり、若い男性医師を現場は求めているのだ。
その結果、男性重視で現役受験生などを優先する不正が行われていたのである。
とは言え、不正はよくないことであり、今後は公平な入試をするようにしてもらいたいものだ。