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連日報道されている日本テレビの人気番組「世界の果てまでイッテQ」のやらせ問題。
番組制作サイドが異例の声明発表を行なって事態の鎮静化を図ったものの、泥沼化しているのが現状です。
今回は、イッテQのやらせ問題で、番組が打ち切りになってしまうのかということについてまとめていきます。
やらせ問題の発端は?
やらせ問題と言われている問題の企画は、ラオスで行なわれているという「橋祭り」というお祭りに、芸人の宮川大輔さんが参加して体を張るという人気コーナーです。
ラオスにあるメコン川流域で行なわれているお祭りで、自転車に乗って幅数センチの橋の上を短いタイムで渡りきるかという内容のチャレンジでした。
お祭りには、多くの現地住民も参加していたとされ、テレビ放映時も高い視聴率を記録しました。
そのお祭りが実は「やらせ」だったという内容の記事を書いたのが、週刊文春です。
ラオスのビエンチャンに駐在する日本人駐在員は、「そんなお祭りを聞いたことが無い」として、やらせなのではないかという疑惑が持ち上がりました。
また、ラオス国内の観光イベントを管轄する情報文化観光省観光部の部長が「こうした自転車競技はラオスに存在しない。今回のお祭りは日本のテレビが自分たちで作ったのではないですか?」という発言もしています。
番組の撮影許可をした、同省メディア部の責任者も「日本側の働きかけで実現した」と断言している旨を報道しています。
この報道に対して日本テレビ側が真っ向から反論しています。
「橋祭りはメコン川流域などでかねてから行われている催しで、地元のテレビ局などでも取り上げられております。今回は現地からの提案を受けて参加したもので、番組サイドで企画したり、セットなどを設置した事実はありません。」
どちらの主張が正しいのかは判断できませんが、大きな問題となっていることは事実です。
過去にもあった「やらせ」で打ち切りになった番組
NHKやフジテレビなどでも過去に「やらせ」が原因で打ち切りになった番組がいくつもあります。
NHKはドキュメンタリー番組、フジテレビはバラエティ番組で一部内容を製作再度がねつ造した事実で番組制作を行なったとしてBPOから審査を受けています。
今回の騒動も、バラエティ番組だから打ち切りはないということではなく、万が一やらせであることが判明した場合、打ち切りになる可能性が高いです。
しかも、今回の騒動は国家間の問題にも繋がりかねない状況まで発展しています。
ラオス政府がこの騒動を問題視し、今後の対応を協議中という報道も出ています。
これからの展開から目が離せませんね。
少し気がかりなのは、日本の芸人さんたちが、今回の騒動に対してかなり擁護派が多いという点です。
番組には、吉本興業やマセキ芸能社など、日本を代表する芸能事務所が関与しています。
特に企画の当事者である宮川大輔さんの先輩や同僚たちからの擁護の声が多いです。
「昔から当たり前だった。」
「宮川は悪くない。」
と言った、やらせそのものを肯定する発言や、宮川さんを守るような発言が目立ちます。
実際にやらせを企画したのは宮川さんではないかも知れませんが、万が一やらせであった場合、宮川さんをはじめ、番組に参加している芸人さんたちにもある程度のダメージがあることは間違いないでしょう。
今後の報道に要注目です。