【人気急上昇中の記事】 現在 18 名が閲覧中...![]() あなたのマンション、現在の価値がサクッとカンタンに調べられるツールが、いま話題に。 |
2月23日のスポニチアネックス(電子版)でスクープを飾ったのが「テレビ朝日を寿退社する小川彩佳アナがTBS『NEWS23』メインキャスター就任へ」という記事です。
テレ朝の女子アナが退社後にライバル局の番組に出演するのは、今回が初めてではありません。
テレ朝の女子アナが退社するというそもそもの原因には、テレビ朝日の闇深い理由があったのです。
テレ朝退社後の女子アナたち
テレビ朝日を退社後の女子アナたちはどういった進路を歩んでいるのでしょうか?
代表的な女子アナたちの「その後」を追ってみました。
小宮悦子元アナウンサー91年退社→名古屋外国語大学客員教授など
丸川珠代元アナウンサー07年退社→参議院議員
徳永有美アナウンサー05年退社→フリーに転身後「報道ステーション」キャスター
龍円愛梨元アナウンサー11年退社→東京都議会議員
そして最近報道されている退社予定の二人が小川彩佳アナウンサーと、宇賀なつみアナウンサーの二人です。
小川アナは冒頭でも述べたように結婚を機に退社し、フリーアナウンサーとして活動していくことが決定しています。
宇賀アナは今年度いっぱいで退社が発表されており、退社後は「個人でコツコツと活動していく」とし、自身のInstagramを通じて情報発信を行なっていくようです。
テレビ朝日の女子アナが退社する闇深い理由とは?
根本的な原因として、テレビ朝日の報道姿勢が疑問視されています。
2月21日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」において、宇垣アナは涙で瞳を潤ませながら“「やっぱり報道という世界に憧れて入ってきた自分は、『うーん、ちょっと現実は違ったな』と思って情けなかったり悔しかったりすることは確かにありますね」”と発言しています。
小川アナは元「報道ステーション」のサブキャスターでもあり、報道の最前線で仕事をしていました。
安倍総理が番組出演した際も、忖度を抜きにして安倍政権の外交政策を批判するなど、徹底したジャーナリズム精神を貫いてきました。
しかしある意味で「左遷」とも言えるインターネット番組への異動がありました。
前述の安倍総理に対する発言の報復人事ともとれる異動は、テレビ朝日の報道姿勢の変化を如実に表していると言っても過言ではないでしょう。
また、もう一つの理由として、テレビ朝日の女子アナ起用方針も関係しています。
テレビ朝日では自局の女子アナをキャスティングするのではなく、他局で有名になってフリーに転身した女子アナを視聴率アップのために起用する傾向があります。
こうした番組作りへの疑念がテレ朝の女子アナが退社する理由の一つとして挙げられています。
どれだけ頑張って下積みを重ねても、自分の番組を持つことができず、外様の女子アナに仕事を奪われてしまうのではたまったものではありません。
女子アナ界で起こっていることは、現代の経済界でも同様の事が言えます。
どの企業も人材育成に四苦八苦しており、自社で人材を育てるよりも、他社で結果を残した人材をヘッドハンティングした方がコストも安くつきます。
しかし、自社社員のモチベーションはどうなるのでしょうか?
急に上司になった引き抜かれた社員の元でどう頑張ればいいのでしょうか?
テレ朝の抱えている闇は、ある意味で日本の経済界の「闇」とも繋がっている気がします。