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住宅を新規に購入する場合、ほとんどの人が住宅ローンを借りています。
35年ローンや30年ローンで長期的に返済するシステムは昔から変わることはありません。
ローンを組む場合には、変動金利や固定金利といった利息の割合についてのシステムがあります。
今回は住宅ローンの変動金利に関してのメリットとデメリットについてまとめました。
変動金利とは?固定金利と何が違うのか?
東京三菱UFJ銀行やみずほ銀行、三井住友銀行といったメガバンクと呼ばれている金融機関が公開したデータによると、住宅ローンを借りている人達の実に90%が「変動金利」を選択しているそうです。
変動金利の仕組みは、その名の通り、金利が変動することを指します。
固定金利はその逆で、金利が固定のままでいることです。
変動金利では主に4月と10月に金利が変動する可能性があります。
銀行によっても違いますが、半年に一回住宅ローンの金利が見直されるのが一般的です。
返済額も変わるのかと勘違いされがちですが、実際には5年間返済額が変わることはありません。
毎月6万円の返済をしていたら、最初の5年間返済額は据え置きのままです。
変動金利で何が変わるのかというのは、借入利息と返済元金のバランスです。
金利があがると元金の減りが遅くなりますね。
5年後に返済額の見直しをする際に金額が上下するのはこういう仕組みが関係しているのです。
変動金利のメリットとデメリット
変動金利のメリットとデメリットについてまとめていきます。
変動金利のメリットは何と言っても住宅ローンのタイプの中で最も金利が低いことです。
10年固定や35年固定のローン利率は1%を超えるのに対して、変動金利の場合は1%を切る利率がほとんどです。
住宅ローンを借りている人の90%が変動金利を選んでいる理由は、この利率の低さが大きな割合を占めています。
金利が低いということは、その分ローンの元金の減りが早くなります。
デメリットは何なのでしょうか?
やはり「変動」ですので、将来が見えないということになるでしょう。
利率が上がる時期や、上がる利率がいくらになるのかも予想できません。
日本政府はアベノミクスなどの金融政策によって、いかに消費を増やすかということに注力しています。
住宅ローンも同じで、日本国内でお金が循環させるようにするには、消費者がお金を出さざるを得ない状況を作ります。
変動金利、固定金利といったいろいろな住宅ローンがありますが、一番重要なのは、きちんと金利のことを知った上で、住宅ローンを借りる事です。
知りませんでしたでは済まされないのがお金です。
夢のマイホームを建てるにはお金だけでなく、日本の金利の仕組みを学ばなくてはならないということを覚えておきましょう。